モーニング荘  完結

□モーニング荘 1
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みきねぇ〜!

ばたばた


【モーニング荘 1】


「え?な、なに?」
「れなもてれびぃでお歌が歌いたいっちゃ」

「れーな、テレビがし」
「え?そこ??」

「愛ちゃんはお歌、歌いたくなかと?」
「うん、お歌やりたいけど今はいいかな」

「そっか〜」


「…2人ともみきは他へいっていい?」
「「だめ」」

「…」



そうです、この家族は両親は居ません
そして、姉2人がこの幼き妹達を育てています


双子に三つ子の4人の妹に2人の姉の7人兄弟です
あ、みきもいれてね



「お姉ちゃん、おなかすいたぁ」
「あ、えりも」

「れなはお歌やりたいっちゃ!」
「あーしはお姉ちゃん達に会いたい〜」


「…うるせぇ〜〜!!」


「もうすぐ、梨華ちゃん達が来るからご飯はもう少し待ってて!」
「お歌はよしねぇに言って教えてもらえ!」

「姉ちゃん達はあさって帰ってくるから待ってろ」キッ


「「「「…はい」」」」



愛視点

しばらくして、チャイムがなった



「はーい」
「あ、愛ちゃんこんにちは」ニコッ

「あ、いらっしゃぁい」


「あれ、美貴ちゃんは寝てるのか」

「うん、絵里達も寝てる」


「そっか、そっか、愛ちゃんは寂しくなかった?」
「あーしは慣れてるから平気」

「そっかそっか」

そういってあーしの頭を撫ぜた



「じゃーご飯作ってあげるから座ってなね」
「はーい」

「いっ…」

おもわず、口から漏れた声が以外と通ってしまったらしく
石川さんがこっちに近づいてきた


「愛ちゃん、どっか痛いの?」
「う、うんん…だいじょーぶ」

「そう、どっか痛いなら我慢しないで言ってね?」
「う、うん…」

「じゃーご飯作ろうかな」
「…」



実は昨日ライブに行く前のお姉ちゃん達に
美貴ちゃんのやったいたずらに加担したのがばれて

巻き添えを食らってしまった


だけど、そんなの流石に言えるはずもなく
仕方ないから座ってる


「できたよぉ〜」
「ごはんだぁ〜」

「あぁ〜どうしようか?」
「絵里達?」

「そうそう、なんか、起こすのもかわいそうだしね…」
「4人も居るし別に大丈夫だと思うよ」


「そうだねぇ、じゃぁ、久しぶりに2人で食べようか?」
「うん♪」


痛むお尻をすっかり忘れあーしは普通にイスに座った


「うっ…いったぁ〜」
「やっぱ、愛ちゃんどっか痛いんでしょ?」

「…」


石川さんは何かを考えてるような顔をしていた
そこで、はっとなにかを思い出したらしく

「あぁ!もしかして愛ちゃんお尻叩かれた?」
「え?あぁ…そうです」

「そうだそうだ、よしこが言ってたわ前に」
(よしねぇそんな話してたんだ)

「ごめんね気がつかなくて、ちょっとまっててね」

キッチンに消えた石川さんはすぐに戻ってきた



「ほら、愛ちゃんおいで〜」
「えぇ?い、石川さんいらないです。大丈夫です」

「いいから、そのままじゃ痛いでしょ?」

そういって無理やりお尻にシップを貼られ
食事の時間となった


「でも、愛ちゃんがお尻叩かれてるとは思わなかったなぁ」
「みきちゃんにこっそりこうしたらいいんじゃない?って教えたんです」

「あぁ、なるほど加担して巻き添え食らったわけね 笑」
「そうです、そうなんですよ」

「ってことは美貴ちゃんもお尻真っ赤って訳ね」
「みきちゃんのほうがいっぱい叩かれてましたよ」

「そっかそっか、美貴ちゃんは悪さっ子って感じだもんねぇ」
「絵里たちも負けてないですよ、よく怒られてるもん」

「あぁ、れいなは例外でさゆと絵里は知恵回りそうだもんなぁ」
「でも、よくばれては膝の上に乗せられてるがし」

「まぁ、まだ小さいから見抜かれちゃうよねぇ」
「でも、みきちゃんも一緒にやってるからばれないときもあるんだ」


「そっか〜そのうちよしこにそっちの面倒もたのまれそうだなぁ」
「??あ、ごちそうさま」

「いいえ〜じゃーそっちで話そうか?」
「うん!」


「あ!梨華ちゃんだ!」
「ほんとだぁ」
「おなかすいたぁ〜」
「れなもすいたっちゃ〜」


「あ、おはよ〜ご飯食べる?」
「「「「たべる!」」」」



そんなこんなで悪さっ子5人姉妹の物語はまだまだ続きます


つづく



おまけ




「あ、美貴ちゃんお尻痛くない?」
「え?なんでそんなこと言うの?」

「??叱られたんでしょ?」
「…」

顔を真っ赤にしたミキティー

「痛かったらシップ持ってくるから言ってね」
「分かった…」


こんな会話があったとかなかったとか

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