小説
□サカズキ中将
1ページ/5ページ
ある夏の日海軍本部中に噂が流れていたが、サボリ魔であるクザン大将別名大将青雉とボルサリーノ別名大将黄猿は気にもとめなかった。
ある日珍しく部下の訓練に付き合っていると部下から何気なく噂を聞いたのだ。
それはクザンにとって跳んで踊りたくなるぐらい嬉しいことだった。
それに対してボルサリーノは他人事のように聞き流していた。
その噂とは「色々問題を起こしすぎて手に負えなくなった女海兵が本部にやってくる、それもナイスバディーで綺麗な顔つきだという」ことだ。
問題を起こしたということは周りも気にも止めなかったがセンゴク元帥やおつるちゃん、ゼファーには頭のいたい話だ。
23歳の頃から問題児と言われ怪物とまで言われていた事を報告書を見てからわかったのだ。
本部に来てからも問題を起こされちゃたまったもんじゃない。
そうおもいさらに報告書を見ると彼女の異名が書かれていた
「忠誠を誓う犬・仲間殺し・赤い犬・悪を喰らう殺人鬼・キリングマシーン・怪物」どれも酷いものばかりだ。
そんな書類をおつるちゃんやゼファーに見せるとため息しか出なかったのだ。
そしてさらに目を通すとロギア系の能力者、見聞色
大将専用の休憩室には特注品のソファーが2つあった。ふすまの前に一つそしてテーブルをはさんでもう一つあった。
ふすま側の方にクザンはいつも寝っ転がっていた。
「なぁーーボルサリーノ!いつ来るかなぁー」
そう言いながらセクシー姉さんがたくさん載っている雑誌を読んでいた。
「さぁ〜ねぇ〜センゴクさんに聞けばわかるんじゃねぇ〜のぉ?」
そう言いながらお茶をすすった。「お、おい・・・今は夏だぞ・・・そんなもん飲んだら溶けちまうぞ」
一様クーラーと扇風機はあるがクーラーは暑さに耐えられなくなってしまうため一様禁止されていた、よって扇風機が1部屋に二台あった。
ちなみに階級専用部屋があるのは中将からだ。
なんだかんだで一日が早くすぎた。