小説
□女になったなら!!
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元帥の部屋で正座をさせられ2時間が経過した。
足も限界で太ももまでしびれてきた。
崩せばいいのだろうが目の前には、腕を組みかなりの不機嫌を見せているおつるちゃんが立っている。
男が女になったならば、この場合は娘と言うべきだろう。
娘が犯されてしまった事を知ったおつるの怒りは酷いもので、海軍本部が一撃で崩壊するほどの覇気を出してしまった。
目の前の馬鹿2人と同じようにガープもサカズキを犯してしまうかもしれない。
しかし、センゴクがめんどうを見てくれている、ならばガープも手を出さない。
おつるは、少し落ち着いているようで、しかしまだ腹の虫がおさまっていない。
早く娘の所へと行きたいが、目を話すと何をするかわからない。
部下に頼むのもありだが、やはり何をされるかわからない。
足のしびれは酷いものだが、ボルサリーノとクザンは女になったサカズキが気になって仕方がないようで、ソワソワしながらも苛立ちを感じている。
確かに”止めて”と言われた。
しかし、理性を失っているからといって自ら腰を動かされてしまっては止める気もなくなる。
クザンは処女を奪った快感を忘れられない。 既に
奪われている女性よりも締めつけがよく、何かを破ったような感覚はたまらない。
そして、処女を奪われ”痛いよ!”と叫んでいる姿も興奮する。
もう一度だけ犯してみたいと、昨日のサカズキとの絡み合いを思い出すと、アソコが再び興奮してくる。
いやらしい表情に喘ぎ声、そして淫乱な体。
ボルサリーノも、もう一度あの姿を拝みたいと思っている。
そして、自分の種を植えつけ子供を産ませてもいいと思い始めた。
しかし、あれだけ中に出したのだ。できていない方がおかしいだろう。
もしできたとしても、どちらの子供かわからない。
おつるもそのとこでかなり心配しているようで、サカズキからなるべく目を離さないようにすることにした。
できてたら産むだろう。
ああ見えて優しく思いやりのある人間だ。
近づいて、お互い知らなければあの子の優しさなどわからない。
ただ、不器用でわかりにくいだけなのだ。
「いいかい!今度、サカズキに手を出したら月の向こうまで吹っ飛ぶことになるからね!」
おつるは反省をしていないように見える二人に言い聞かせ、解放してやった。
返事をするが、また手を出す気だろう。
特にクザンならヤりかねないだろう。
「さてと、センゴクさんの家でサカズキの様子でも見に行こうぜ」
クザンはしびれる足を撫でながらあぐらをかぐと、同じくあぐらをかいでいる同僚に目をやった。
だが、会わせてくれるのだろうか。
あのセンゴクがあんな事をした男に近づけさせないだろう。
しかし、自分もボルサリーノも同僚、会わせないわけにはいかない。
「そうだねぇ〜男に戻ってるといいねぇ〜」
内心とは裏腹な事を言い出す男に対しクザンは苦笑いをした。
「正直になれよ、惚れてんだろ」
クザンはニヤリと笑うボルサリーノを睨むと、楽になった足を立たせセンゴクの家に向かった。