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□2話 非日常に非現実
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「ふう……」
仕事を中断し鉄柱の上で休憩してる俺はハンディ、仕事とは大工の事だ
事故で両腕を無くしているが、それでも仕事を続ける、好きだからな
危なくないかって?危ないに決まってる
けど大丈夫なんだ、此処では
安心して、死ぬ事を考えず仕事にはげめ
と……俺は何に説明してるんだ、仕事仕事……
「……ん?」
仕事に戻ろうと立ち上がると、かなり離れた地面に人影が見えた、白くモコモコしてる……ラミーじゃないのか…?
「おー…「うわああっ!!」
「ひっ…?」
声をかけようとすると、昨日も、一昨日も聞いたような叫び声
「ランピー!!」
さっきまで横で寝ていたコイツが何故か地面に落下中、下手すりゃ下にいるあのモコモコも巻き込まれる!
「……………ごめんね」
下の方で、そんな声がした気がする
ランピーは、白いモコモコの少女と目を合わせたまま
動かなくなっていた