ウラしっぽや〈R-18〉
□皆、仲良く◇ナリ＆カズハ◇
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「んじゃ、約束通り人間とのお初もらっちゃいまーす
空ほど立派じゃなくても勘弁してね
でも、俺のでも皆満足してくれるぜ、ね、ナリ」
俺がウインクすると
「うーん、まあ、何というか…」
ナリは困ったように視線を外す。
「可愛い顔してイッてたじゃん」
「ちょっと、ウラ」
俺達のやりとりを、カズハ先輩は真っ赤になって聞いていた。
俺はナリにやったときのように、カズハ先輩の後ろの穴を舐めながら唾液をぬりこみ始めた。
「あ、や、ウラ…ダメ…」
カズハ先輩が甘い声で抵抗するので
「ナリ、黙らせてあげて」
そう頼んでみる。
ナリは俺の言葉をすぐに察し、先ほどのようにカズハ先輩と濃厚に唇を合わせていた。
「ん…ふ…」
どちらのものとも付かない甘い吐息だけがもれてくる。
先程までの行為で、ナリの中で果てた俺の欲望は復活していた。
カズハ先輩の足を抱え上げると、ゆっくりと自身を埋めていく。
手でカズハ先輩自身を刺激することも忘れてはいなかった。
ゆるやかに動きながら反応をうかがい
「空、カズハ先輩、この辺が良いみたいだぜ」
そう教えてやると、空はさっきまでとは違う興奮した顔でコクコク頷いている。
「カズハ先輩、空とナリに見られちゃってるよ」
俺の言葉でカズハ先輩からの締め付けが増していった。
「ナリ、カズハ先輩可愛いでしょ
今度ヤらせてもらったら？
つか、ヤってもらうのも良いかもね
ナリもかなり可愛い声出すし」
俺は動きを早めてそう言ってみる。
「でも君たちに比べれば、私なんてまだまだだって思うよ」
ナリはカズハ先輩の唇をむさぼりながら、そう答えた。
「ん、あっ、あああ…」
カズハ先輩はあちこち刺激され、訳が分からなくなってきているようだった。
「ナリ、カズハ先輩の口でしてあげなよ、ふかやにするときの練習になるしさ」
俺の言葉に流石に躊躇していたが、瞳を潤ませているカズハ先輩の顔を見て
「ウラほど上手く出来ないと思う、ごめんね」
そう言うと優しくキスをして体をこちらに向けてきた。
「大丈夫、自分がされたら気持ちいいと思う感じですればいいよ」
俺のアドバイスに従ってナリがカズハ先輩自身を口に含んだ。
見ていて不慣れな様子なのが伺えたが
「あ、ん、ナリ…」
カズハ先輩はちゃんと反応していた。
「そうだ、カズハ先輩もナリにお返ししなきゃ
ほら、ナリ、カズハ先輩の方に体向けて」
ためらいの動きを見せながらも、ナリが体をズラしていく。
カズハ先輩はナリ自身に舌を這わせ始めた。
ナリよりも化生とヤってる時期が長いせいか、なかなか巧みな舌使いだった。
「ワンコ達、ジックリ見とけよ
自分の飼い主がしていることが、して欲しい事にもなるんだからな」
俺の言葉を待つまでもなく、飼い犬達の視線は飼い主に釘付けだ。
自分たちの時に生かす気、満々の顔であった。
「ちょっと我慢大会っぽくなってきてんじゃん
せっかくだから、最初にイっちゃった奴が次の飲み会で餌食になるとかどーよ」
俺は腰の動きを緩めずに、そんな提案をしてみる。
２人は口がふさがっていて返事が出来ないのをいいことに
「Ｏｋ？んじゃ、そーゆーことで
俺はもうちょっと頑張っちゃおうかな、カズハ先輩、急に締め付けキツくするとか無しでお願いしますよ」
そう言って動くスピードを上げ、先にカズハ先輩をイかせようとした。
俺に突きまくられながら、カズハ先輩はナリ自身を激しく吸いたてている。
状況に１番慣れていないナリが、カズハ先輩自身を口に含んだ状態でビクビクと腰を震わせた。
カズハ先輩の口元から飲み下しきれなかったものが滴っていて、ナリが既にイっていることが判明した。
「次はナリがヤらせてくれるって、カズハ先輩、俺以外と出来るチャンスじゃん
もうイっちゃっても大丈夫だよ」
その言葉に安心したのか限界が近かったのか、カズハ先輩は直ぐにナリの口内に欲望を放っていた。
俺もそんな２人の狂態に視覚からも刺激を与えられ、カズハ先輩の奥深くに欲望を解放した。
その後は飼い犬３匹も混ざり、俺達は激しい夜を過ごす。
お預けが長かったため犬達の欲望は中々静まらず、俺たち飼い主は熱い想いを幾度と無くその身に受け続けるのであった。
一段落ついた頃には深夜を回っていたし疲れていたので、俺やナリは空の部屋に泊まらせてもらうことにした。
「楽しかったー」
まだ離れがたくてダブルベッドに飼い主３人で潜り込む。
「楽しかったというか何というか、ウラって本当に…
いや、何でもない」
ナリは苦笑して言葉を濁している。
「２人とも、飼い犬のテク上がってただろ
優秀な教師の俺に感謝してかまわないからな」
俺はそう言ってクスクス笑った。
「そういやカズハ先輩、ふかやの茶色かったな、心持ちカールしてた？」
「うん、そう見えたね」
俺達の会話に
「え？２人共何言ってるの？ふかやのどこのこと？どこか変なの？」
ナリは焦った感じで問いかけてくる。
「答えは、次の飲み会で」
俺はおどけた感じでそう言うと、温かな眠りの縁に降りて行くのだった。