しっぽや世界

□しっぽや用語
1ページ/1ページ

私の勝手な造語や当て字の解説です
後からの変更もあり得ることを、ご了承ください


化生(けしょう)
人に未練を残して死んだ獣(主にペット)が、人を模した存在に生まれ変わる
飼い主の役に立つという、前の世で果たせなかった事を成し遂げるため
その一念をもって、人に化けて生きていく
そのため、獣の輪廻からは外れてしまっている


2016/6/13追記
造語のつもりでしたが、仏教用語に『化生』がありました
辞典でしか調べなかったので、知りませんでした
すいません
ググれば良かった…

しっぽや内での『化生』は上記の意味で使っております
仏教用語での方は下記になります

中国の敦煌(とんこう)で発見された十王経の写本の一つに記された「六道」
その内の1つが化生です

化生(けしょう)
前世の業の力のみによって生じる、地獄や天の住人など

因みに他の5つは

胎生(たいしょう)
哺乳類

卵生(らんしょう)
鳥や大型爬虫類など

湿生(しつしょう)
湿気から湧くと考えられていた、虫や蛇など

官(かん)
貴族や役人

庶(しょ)
庶民

となります

参考文献
『地獄探訪』
漫画・真野 匡
監修・鷹巣 純


しっぽや
化生達が世に紛れるための職場であるペット探偵
『尻尾屋』の意
尾を捨てたもの達が、それを偲んで付けた名称
発案は黒谷の以前の飼い主、和銅


影森(影守)・かげもり
飼い主を影から守る事を旨とする、しっぽやに所属する者の名称
名字としても使用する


武州(武衆)・ぶしゅう
化生の元締め、三峰(みつみね)の警護をする者達の総称
長は波久礼(はぐれ)
基本、飼い主が居ない者達で構成されている
名字としても使用する


大野原不動産(おおのはらふどうさん)
しっぽやに所属する化生達の拠点、影森マンションを管理する不動産屋
しっぽやの1階にある
店長は大野 原(おおの げん)


影森マンション
しっぽやにほど近い場所にある高層マンション
最上階には飼い主の居ない化生が暮らし、その3階下までは飼い主と化生の部屋として使用
家電は備え付けられている
化生の住居は表向き企業借り上げの特殊ゾーンとし、暗証番号を入力しないと動かない直通エレベーターのみで移動可能
特殊ゾーンより下の階には、一般人が入居している

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ