ウラしっぽや〈R-18〉

□新人と楽しく◇モッチー&ソシオ◇
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ソシオは一生懸命モッチー自身を刺激しながら、俺にチラチラと視線を寄越していた。
『これで合っているのか』
その瞳はそう問いかけている。
モッチーの反応を見れば大正解なのは一目瞭然だが、俺はもっともらしく頷いてさらにじっくりとソウちゃんを責め立てた。
ソシオは必死に俺の真似をする。
ぎこちなかった動きは、すぐになめらかなものに代わっていった。
『まったく初めてって訳じゃないもんな』
俺はソシオの優秀な生徒ぶりに満足感を覚えた。
猫の化生を交えてするのは初めてだったが、また違った楽しさを体験できそうであった。

「ちょ…、ソシオ…」
かなり我慢しているのだろう、モッチーの口からたまらない喘ぎが出始めていた。
俺の前でイくのは格好悪い、とでも思っているようだ。
「モッチー、早くイっちゃって、ソウちゃんがかなり可哀想なことになってるんだから
 見本見せるために、モッチーがイかないとソウちゃんもイけないんだよ」
非難がましく言ってやるとモッチーの緊張の糸が切れたのか
「くうっ、もう、ダメだ…、ソシオ」
そのままソシオの口内に欲望を吐き出した。
「ソシオ、そのまま飲める?最後の一滴まで絞り尽くしてやりな
 ソウちゃんも、もうイって良いよ」
俺が強く吸った刺激で、ソウちゃんも熱い欲望を勢いよく放っていた。
俺はそれを飲み下し、さらに吸い立てていく。
暫く刺激を送っていると、ソウちゃん自身が硬度を取り戻していくのを感じた。

俺はソウちゃんの先端をチロチロと舐めながら
「ソウちゃん復活してきたけど、モッチーはもう無理?
 イケそうならソシオに騎乗位教えてあげたいんだよね
 たらしのモッチーって言われてるのに、一発屋なの?」
少し意地悪く聞いてみる。
「ウラ、お前な…」
モッチーはため息をつこうとするが、その吐息には興奮が混じってた。
それはソシオが今も頑張っている成果だった。
「怪我が全快してないなら無理に動かなくても良いけど、下からも突き上げて貰うと気持ちいいんだー
 その動きはソウちゃん見て勉強してね」
俺はククッと笑い、着ている物を脱ぎ捨てた。
察したソウちゃんも俺に習い、俺達はお客に対し一糸纏わぬ姿を見せる。
それから激しく唇をむさぼりあって、ディープキスを見せつけた。
モッチーもソシオも俺達から目を離せないようだった。

俺はソウちゃんを横たわらせると、彼の雄々しく屹立しているものに舌を絡め唾液を塗り始めた。
一通り塗り込めると、イったばかりとは思えない立派なものに跨がって後ろに深く迎え入れていった。
先ほどからの刺激と体も心もソウちゃんに満たされる瞬間の快楽で、自身の先端から先走りがにじみ出る。
そのままイってしまわないよう我慢するのは、なかなかの苦行だった。
俺は緩やかに腰を回しながら、促すような視線をソシオに向ける。
ソシオはオズオズと服を脱ぎ始めた。

俺は露わになったソシオ自身をじっくり眺めてみる。
屹立しているそれはソウちゃんのよりは小さかったし、俺よりも大きくはないようだった。
猫と比較するのも何だが『化生に勝った』と言う満足感を味わえて、ソシオが可愛く思えてくる。
「モッチー、自分で脱げるだろ
 ソシオのことモッチーのでイかせてやらないと、可哀想だぜ」
覚悟を決めたのかモッチーも起きあがって服を脱いでいく。
バイクに乗ってるし自分磨きに余念がないのであろう、モッチーの体にはきれいな筋肉がついていた。

ソシオとキスをした後、モッチーはソウちゃんに習って横たわる。
ソシオは俺がしたようにモッチー自身を口に含んで唾液を絡めると、後ろに迎え入れていった。
それを確認して俺は動きを早めていく。
ソウちゃんの上で跳ねるように体を動かし、深く浅く時に腰だけを動かして快楽を追求していった。
ソシオも俺の真似をして、なめらかに腰を動かしていた。
ソウちゃんが下から突き上げてくる動きが加わり、さらに俺の快感が増していく。
タフなソウちゃんに激しく小刻みに突き上げられる動きで、俺は直ぐに限界を迎えてしまった。
「あっ、あっ、ソウちゃん、イくっ、イくっ」
ソウちゃんが手を伸ばし俺自身を握り込んで上下に動かすと頭が真っ白になり、そのまま彼の手に欲望を解放する。
同時に後ろに熱いほとばしりを感じた。
ソウちゃんも同時にイったようだった。

荒い息を吐きながらソウちゃんの胸に頭を乗せ顔をソシオに向ける。
「モッチー、モッチー、ああっ、スゴッ、気持ち、いいっ」
ソシオはモッチーの上で身軽に跳ねながら、快楽を追求していた。
モッチーも激しい動きで下から突き上げている。
それを見て『やっぱこいつ、慣れてんな』俺は楽しい思いで確信していた。
やがてソシオが身を震わせて絶頂を迎えると、モッチーも深く突き上げて動きを止める。
こちらも俺たち同様、ほとんど同時に達したようだった。

「ソウちゃんの動きに引けを取らないなんて、やるねー」
ニヤリと笑って言った俺の言葉に
「犬ほどタフに回数こなせる気はしないがな」
モッチーは弱気な言葉を満更でもなさそうな顔で答えるのであった。
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