異端な世界でランデブー
□第7話 死期報告科へようこそ
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信「さてと…なぁ、どっか行きたい所とかあるか?」
秀「んー、特にないかなぁ…」
前回「次に行くか」とか言ってたのに行く所が決まらず、校門前でぼ〜っと立っている2人
死神さん「じゃあさ!死神さんのお仕事場に見学に来ちゃう〜??」
秀・信「!!!!!!?!?」
いきなり背後に湧いて出た死神さんにビビっる2人
秀「し、死神さん…?」
信「い…いつの間に真後ろに…」
あまり関わりたくない…真っ青になっている2人の顔がそう言ってるようだった
死神さん「ん〜?なんかね〜暇そうな人たちがいるなぁ〜と思って、つい後ろに這い寄っちゃった♡」
ちゃった♡じゃねぇーよクソガァア
と、頭の中で叫ぶ秀と信。
死神さん「んで、どーするぅ?死神さんの仕事場こなぁ〜い?今ならバンシーとデュラハンがいたと思うけど〜」
秀「ヴッ」
バンシーとデュラハンという単語にピクピク反応する秀。
オカルト魂を必死に抑えている。
とてもとても頑張っている…!
死神さん「どうする〜??」
秀「行きたいです」
オカルトが絡むと死神さんがうざいなんて、どうでもよくなってきたようです。
秀「ごめん…信…オカルトには勝てなかったよ…」
信「安心しろ、知ってた」
涙目で謝ってくる秀に、真顔で冷静に返事をする信。
死神さん「んじゃ死神さんの職場にレッツゴーだね♪」