海賊→長

□おいでませ!赤髪!
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デジャブ?
目を明けるとまばゆい程の鎖骨
…触るしかないでしょ!腐女子として!





シャンクス「くすぐったいぞ」



『起きてたんだ』



シャンクス「まぁな」





上半身を起こし
ポンポンと頭を撫でてきた
うん 子供扱いか

朝食を作り シャンクスの買物へ





シャンクス「奏!こんなんどうだ?」



『デジャブ?』



シャンクス「?」





確かマルコも……やめよう
今居るのはシャンクスだ





『アタシより店員のが確実だと思うけど?』



シャンクス「奏に聞いてんだ!」



『そっか……あれなんてどぅ?』





指を差したのは
黒地に赤い線が川のように流れているカッター
やっぱシャンクスはカッターだよね





『ん。似合うわ』



シャンクス「ありがとな」





また頭を撫でられた
イヤじゃないから払わないけど





『あ』



シャンクス「ん?」





夕日をバックにシャンクスを見る

良いのが思いついた





『シャンクスって格好良いよね』



シャンクス「いきなりなんだ?」





書くのが楽しみだ

自宅に帰り パソコンを開くと[不死鳥]の買取先が決まっていた
アタシの絵はオークション販売している
値段は…





『過去最高額かよ』



シャンクス「それなんだ?」





興味津々でパソコンを覗き込むシャンクス
説明できないのでスルー





『お風呂入ってきて』





アタシの一言に動きが止まるシャンクス
あ そっか
片腕が無いから洗いづらいのか

無有言わさず脱衣場へ





シャンクス「はぁ!?ちょ!?奏!?」





ポイポイと服を脱がしていく
流石に下着まで手を掛けることはなかった(全力で止められた)





『そんじゃ洗うからね』



シャンクス「……」



『お風呂に入ってるのに何でゲッソリしてんの』



シャンクス「はぁ…奏」





真剣な顔をして





シャンクス「もしかして誘t」
『それ以上言うと沈めるよ?』





取り敢えず頭から洗っていきますか





『気持ち良い?』



シャンクス「あぁ」





因みに男性とお風呂とか
記憶上ない

じゃぁなぜ平然と居られるかって?
アホゥ 脳内では全力疾走中だわ





『流すよー』





ザバァと頭に湯をかけると





シャンクス「ぷはっ」



『ちょ!?首を振らないで!?』





犬のように濡れた髪をブンブン振るシャンクス
当然服は水浸し
はぁ





シャンクス「悪い…」



『まぁ続けて入るつもりだったから大丈夫だよ。次は背中ね』





凄い傷 これだけ守ってきたんだ…ちょっと羨ましいかな





シャンクス「どうした?」



『ん?シャンクスの勲章を見て感動してたところ』



シャンクス(そう言う事をサラッと…)





心なしか耳が赤いような…暑いのかな?





『後は自分でできるよね?アタシは一旦出るから』



シャンクス「ありがとな」



『いえいえ。んじゃ、ごゆっくり』





浴槽にシャンクスが浸かったのを確認し
光の速さで服を着替える
…何か疲れた
今日は刺身にしよう





(上がったぞ!)
(ギャァ!?何でビッショリなの!?)
(上手く拭けなくてな!だっはっはっ!)
(笑い事か!ったく…)
((拭いてもらいたくて…何て言えるわけねぇよな))
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