海賊→中・短

□プレゼント
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久々の陸!
今日は日頃の行いが実になり
上陸中遊びまくって良いらしい
やったね!





『行ってきm』
マルコ「待てよぃ」
『グニャ!?』





テンションハイで船から降りようとしたが
マルコに服を捕まれた(アタシは猫か!?)





マルコ「今日は俺も降りる」



『は?』



マルコ「……行くよぃ」





え?は?何でアタシはマルコに連行されてんの?
つか 一緒に歩くなんて聞いてない!





マルコ「ん?」



『…何でもありません』





手を握られ そんな笑で言われたら
何も言えない!勇気がない!





マルコ「行きたい所ねぇのかぃ?」



『何も決めてないかなぁ』





ぶらぶらして 良い店があったら入ろうと思ってたし





マルコ「じゃぁ俺の好きに歩くよぃ」



『…りょーかい』





手を離すって選択はないのね
恥ずかしい…最近こんなの多くない?





マルコ「下向いてたら転けるぞぃ」





そんな事言われても!





マルコ「上向かねぇとキスs」
『向きます!上を向いて歩きます!』
マルコ「チッ」





舌打ちは心の中でしてください!
心の声のボリューム間違えてるから!





『あ』



マルコ「ん?入るかぃ?」





目にと待ったのはシンプルな雑貨店
中に入ると 所狭しと商品が並んでる

あ このコップ可愛い





『うわぁ』



店員「気になりますか?そちらの商品一点物になるんですよ」





綺麗な石が3つ入ったブレスレット
どうやらこの島限定で作られる石らしい
自然の賜物だね





マルコ「綺麗だねぃ」



『そう思う?』



マルコ「まぁサッチとエースみたいな石が無ければねぃ」





水色と茶色と赤色の石が
ライトの光で滅茶苦茶きれいに見える





『これ下さい』



マルコ「奏、あそこにも綺麗なのがあるよぃ」



『マジでか』





レジから離れ
指を差す方へ足をすすめる

あ 確かに可愛い





マルコ「奏」



『ん?』





手を引かれ強制的に店を出て
何故か砂浜へ
ちょ!?あのブレスレット買ってないのに!





『強引にも程ってぇのが…』



マルコ「海賊だから許されるよぃ。それより」





ズイッと差し出されたのは
可愛い袋 …何?





マルコ「まぁ…日頃の感謝だぃ」





んな 照れながら言われても
こっちも困るじゃないか!
袋を受け取り 早速封を開ける





『これ!』





さっき買い忘れたブレスレットじゃないか!





マルコ「本当ならサプライズしたかったんだが…こっちのが確実だからねぃ」





正攻法ですか
流石は1番隊隊長 頭のまわりが違うわ





マルコ「付けてやるよぃ」



『アザース!大切にする!』





後ろでボソボソ言っていたが
嬉しさのあまり聞き取れなかった





(だから、また買い物行くよぃ)
(やば!太陽に照らせば倍綺麗!)
((……))
 

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