海賊→中・短

□歌姫
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どうも 白ひげ海賊団副隊長の奏です
今日はひっさびさの戦闘で宴をやるそうです
あ 勿論勝ちましたよ?
アタシがいるのに負けるわけ無いじゃないか!





「「奏!歌え!」」



『ぶはっ!』





クルー全員からのご指名
いきなりの事で飲んでいた酒を吹いてしまった





『いきなり何だ!?もぅ酔ったのか!?』



エド「良いじゃねぇか奏!家の歌姫なんだからなぁ!」



『何だそれ!?』



サッチ「え!?知らなかったのかよ!?」



エース「たまに歌ながら仕事するだろ」





まさか…聞かれてました?
恥っず!?滅茶苦茶恥ずい!





『いや…あれは…』



マルコ「オヤジが言ってんのにやらねぇとは言わせねぇよぃ」





こんのドSファザコンめ!
キツく睨むと覇気で返された
ゴメンナサイ

仕方ない と覚悟を決めて
酒を一気に飲み甲板の中心に立つ





『リクエスト的な物は?』



マルコ「静かな曲」
サッチ「女が聞き惚れそうな曲!」
エース「ノリの良い曲!」



『よーし、お前等頭だせ!』





しゃーない この前歌ったやつにするか





『いっきまーす』





アカペラなのが 羞恥心を倍増させるが
歌ってしまえば後はノリでどうにかなるでしょ!

歌い終わると 皆固まっていた

はみご!?何だこの孤立感!
仲間でしょ!?家族でしょ!?
一人ぼっちにさせるの反対!





「「「うぉぉぉ!流石歌姫だぁぁぁ!」」」



『ギャンッ!?うっさい!』





いきなり叫ばないでいただきたい!
天下の白ひげ海賊団のクルーだけどハートはチキンなんだから!

ダッシュでオヤジの後ろに隠れる





エド「何してんだぁ?」



『羞恥心が…恥ずかし過ぎる!』



サッチ「奏!滅茶苦茶良かった!」





止めてくれぇ!お願いだから羞恥心倍増させないでぇ!

アワアワしていると
視界が暗くなった
お?





マルコ「あんまり奏苛めんなよぃ」





……ん?
マルコの声が…つか温かい
もしかして?もしかしなくても?





『セクハラ禁止だぁぁぁ!』



マルコ「ぐはっ!」





マルコの腹にストレートをきめて
オヤジの膝の上に避難





『オヤジ!兄貴達がアタシを苛める!』



エド「グララララ!娘泣かすたぁ覚悟出来てんだろうなぁ?」





この後はご想像にお任せ!





(エース!)
(ん?)
(飯食ってないで助けてよ!)
(俺は奏の弟だから関係ねぇ!)
(薄情者ぉ!)
 

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