冬北


北に存在する冬の季節、「冬北(フユキタ)」。
四神・玄武の加護を強く受けている。

冷たくも優しい雪に包まれた、寒い場所。



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06/10(Mon) 21:37
人知れぬ洞穴
常陸丸

(雪深い山の麓、何もないはずのその場所に立ち、人の言語とも人外の言語とも、まして神や悪魔の言語でもない何かを呟けば、軽い地響きと共に雪に覆われた場所が崩れ落ち、ぽっかりとその洞穴は入り口を覗かせ。
無言のまま、その中へと入り、羽織っていた蓑の肩口につもった雪を払い落すと、奥へと進んでいき。)

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06/10(Mon) 21:53
常陸丸

…無事なようやの
(しばらく進んだ後、道は急に大きく開け、岩肌一面に赤文字で不思議な言語がびっしりと書かれた…”部屋”と読んで差し支えのない場所へと繋がり。)

ワシが出れたんじゃ、お前が…封印を解かんとも限らんわいの。
(部屋の奥は一面が澄んだ氷に閉ざされた壁があり、その一部が割れ崩れている。永久氷壁のようであり、崩れた氷片は、岩のように崩れた当時の姿を保っていて)

なぁ…”朱威”
(崩れた氷のすぐ横に氷漬けとなっている、一見して女性然とした美貌の鬼を見上げ、その名と思しきものを告げるも、反応はなく)

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06/10(Mon) 22:07
常陸丸

…お前がこうなった責任はワシにある。
ワシを恨んでくれてかまわんわい。
せやけどの…
(空間に手を突っ込み、大剣を取り出して地面へ突き立ててみせ)
お前が戻るなら、ワシはお前を止めなならん。
…できるかどうかは、別としても、じゃ
(自分にだけ判る、封じられた悪鬼の性質を思えば、脂汗を額に浮かべて、それでもはっきりと告げ)

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06/10(Mon) 22:24
落ちます。フラグのようなものでした。
常陸丸

言いたいことはそれだけじゃ…ほなの
(地面から大剣を抜きとり、その辺へ放るように手放しつつ踵を返せば、それは空間へと吸い込まれていき)

『ォオ…』

?!
(何かの声が聞こえたような気がして、瞬時に封印の間を振り返るが、依然朱威と呼ばれた鬼は目を閉じたままであり。変わりに開けた入口から吹き込む風の音が無音の間に響き)

…風、か。

(一抹の不安を抱えたままながら、ありえぬと踏んだ事態を頭の中で覆すことができぬまま、その場を後にして)

(僅かに、ほんの僅かに地面と封印の氷壁の間に発生した罅に気づくことができぬまま、である。)

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