ver.ボケ
□★-公開
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今日は、内さま収録日。
珍しく一番乗りでスタジオに到着した
俺達は、楽屋で待機していた。
内「うーす」
三「あ、内村さん」
大「おはようございます」
内村さんと俺達は内Pの頃から
今もずっと同じ楽屋だ。
三「内村さん、昨日ご馳走さまでした!」
内「はいよー」
どうやら昨日、三村と内村さんの
二人だけで呑んでいたらしい。
いいなぁ、内村さん。
長年コンビやってると
なんか照れ臭ぇっつーか、
2人で呑みに行く機械がなくなる。
だから、三村と2人きりで
呑めるのがすっげぇ羨ましい。
昨日俺も一応声を掛けて貰ったが、
ピンの仕事があって行けなかった。
大「すいません、昨日…」
内「全然いいよ!ピンで仕事なんて珍しいね」
三「そうなんすよー、大竹さん1人で仕事なんて今までそんなになかったのに!」
内「基本2人で出るもんなぁ…どうなの?ピンの仕事は」
大「やっぱ1人だと仕事しにくいですね」
三「俺はやっぱり、大竹さんが出てる番組で後輩が大竹さんにツッコんでるの見ると、俺だったらこうツッコむのになぁ〜違うんだよなぁ〜とかばっかり考えちゃうんすよね」
内「やっぱ仲良いな」
三村が言ったことと、
内村さんが言ってくれた事に少しニヤニヤする。
仲良い…って。
なんか、すげー嬉しいかも。
そんな事を思っていると
楽屋のドアが開いた。
宮「おはようございまーす!」
三「おー、宮迫じゃん!」
宮「宜しくお願いしますー」
今日のゲストは宮迫らしい。
宮迫は、楽屋に入ると
三村の向かいに腰掛けた。
大「あれ?お前この間来たばっかりじゃねぇかよ」
そう、宮迫がゲストに来た日。
収録後に恒例の打ち上げで
人の相方に馴れ馴れしくハグなんか
させやがってイライラしたのをすげー覚えている。
宮「この前、また出してください言うたらすぐオファー貰えたんですよ!」
三「で、今日はどんな企画なの?」
宮「今日はねー、お互いの仲良し度を確認したい男達!です」
大「なんだそれ?」
宮「この間の打ち上げの時、めっちゃ3人で仲良しやったやないですか?それでこれしかないなと思ったんですよ!」
内「それ、なんか前にも同じ様なことやった気がするねぇ」
三「つーか第1回目もそんなのだったしね?」
内「あぁ、3人で同じ煙草吸ったりする奴な、あれキツかったね〜」
あー。確かにやったな。
3人で同じラーメン食ったり、
ソフトクリームの回し食いしたり。
あの回で何がキツかったって、
回す順番が内村さんの次が三村だった事。
内村さんと間接キスした後の三村と
間接キスしなきゃいけないっつーのが
すっげぇ屈辱だったなぁ…。
宮「まぁ、今日はそんな過酷なんと違いますから!」
三「よかった〜」
大「まじであんなのだったら、俺途中で拗ねちゃうかんな」
宮「大丈夫です、任せといてください!」
内「じゃあ、信じるからな」
……