長い夢

□第四話
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えと







『ぇと…///』


伊『?』


『そ、そそそれは…///』


伊『何もじもじして…』




えーー!!もう!このSミンめ!!

でも好き!




『そんな、伊丹さんの家で一夜すごすなんてまだ早いっていうか嫌じゃないけど…////』


伊『…!!あ、いや!違うぞ!!///;帰ってくるまで俺の家で待機でもするかって意味で泊まり…なんざ』


『ぇ…』






あ、あー…そういう



ていうかそうか、別にお母さんは帰ってくるわけであって遅くなるわけであって



『穴があったら入りたい…////』






さすがにこれは恥ずかしい、ふさぎこんで顔を隠す


破廉恥でごめんなさい!!エロくてごめんなさい!!
そしてエロい展開考えたみんなー!まだ早いわ!!





伊『いや…まぁ、俺も説明不足だった;』


『と、とりあえずお家向かってくだひゃい…』


伊『ぉぅ』





それからはちょっときまずい雰囲気だったけどちらちらお互いに目があうもんだから笑っちゃって…

ほのぼのとし雰囲気に戻った





伊『電気…ついてんな』


『あ、お母さんもう帰ってるのか』


伊『こんな時間だもんな…明日も仕事だしさっさと寝ろよ?』


『はい!』


伊『よし…じゃあな』






ちょっと子供扱いだか後輩扱い気味だけど伊丹さんが私に優しいのは変わりないから嬉しい…






伊『残念だったな』


『へ?』


伊『泊まり…ニヤニヤ』


『!!!////』


伊『変な妄想すんなよー(笑)』


『し!!しませんよ!!!///ばかっ!』





あ、ついばかって言っちゃった



けどまだニヤニヤしてる

そのまま車にのって帰っていった伊丹さん





『こ、腰がぬけそう…///』




もう骨抜きだわ




『ただいまー』


母『あら、早いのね』


『うぃっす、そう?』


母『既成事実でもなんでも作ってくらばよかったのに』


『な!なななな!!お母さま!?』


母『あははー半分冗談よ』


『(半分本気かよ)』


母『早く結婚しちゃえばいいのに…私があんたの年ではもうあんた生まれてんだから』


『あー…そっか、もう27か…』


母『年なんてあっという間よ?すぐ三十路になるわよ〜ま、誕生日おめでとう』


『ありがとう、昨日が誕生日だけどね』


母『さ、もう寝ましょう…お母さん疲れたわ』


『うん…おやすみ』







結婚か




私ははたして結婚できるのか…?



もし結婚したとしたらそれこそ相棒の世界が崩れてしまう






『気にしないほうがいいよね』
























『おはよーございまーす!』


芹『おはよ!』


伊『おーっす、オラ!その資料しとけよ!』


『わー!たくさん!ひぃー』


三『ずいぶんあるなぁ…はぁ』







最近はデスクワークが多い
忙しい毎日、充実した日々…完璧な毎日






『か、官房長官!失礼します!』


小『どうぞ』


『この前はプレゼントありがとうございました!かなりセンスいいです!!』


小『そう、よかった本当はネックレスにしたかったんだけどね』


『へ?』


小『首輪の象徴…男が女に贈るネックレスには自分の所有物って意味があるの、知ってた?』


『え…いや、聞いたことあるようなないような』


小『贈ってもよかったんだけどね…伊丹刑事だったかな?彼氏さんに悪いと思って』


『(バレてる…)悪いと思ってるようなタイプには見えませんよ官房長…』


小『あら、心外』


『あ!すみませ!えと…それでこれはお礼です』


小『お礼?』


『はい!つまらないものですが…』


小『そう、ありがとう』


『では!失礼しました!』





よし、お礼には及ばないけど渡せた




小『お菓子…と手紙?』








小野田官房長へ


モノも考えたんですが何をあげていいかわかりません
かといって食べものもたぶん色んな名店とか食べ尽くしてるでしょうし迷いました
官房長が食べたことはないものと考えた結果手作りのお菓子になりました
母自慢の手作りケーキです
店にだせるレベルだと思ってます
でもお口にあわなければ捨ててください
素敵な誕生日プレゼントありがとうございました。









小『普通は君が手作りするんじゃないの?』





僕以上に掴めない子…


杉下が気に入るのもわかる



小『ついついちょっかいかけたくなっちゃうな』





















『よーし、あとはこの資料のコピーとパソコンの記入と』


伊『おい、昼だぞみんなで飯食いに行くか?』


『わぁ!はい!』


芹『いいの?先輩俺らお邪魔じゃあ…ニヤニヤ』


『え?いえ!久々にみなさんともご飯食べたいですよ!』


伊『だとよ、言うと思ったんだよ俺は…』


三『何にするかー…』


芹『なーんか、暑いせいで食欲わかないっすねー』


『アイス食べたくなってきますね…』


伊『アイスばっか食ってたら腹壊すぞ、とにかく涼しいとこ行くぞ!』


三『ここ、冷房全然きいてないからな〜』


『暑い…』
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