長い夢

□第三話
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目をあけるともう朝だった





あれから右京さんに送ってもらって…


私は寝る前にメモをした、覚えてることとかこれから忘れないようにみんなのプロフィールとか…



え!?なに?なんで?アルツハイマー!?



いやいやまだうら若き乙女よあたいは




もっと覚えてること書いておかないと…じゃないともしかしたらどんどん忘れていくかもしれない




『いけない!遅刻しちゃう!』


















伊『お…!何してんだよ!』


『伊丹先輩!…』


伊『ん?』


『…』




じーっと見つめながら考えごとをした

どうしよう、伊丹さんのことも忘れるのかな…なにもかも忘れて、色んな素敵な所を忘れて


それでもきっと好きだよね…?






伊『な…なに見てんだよ//』




フィッと顔をそらしつつこちらを見る伊丹さん




『伊丹先輩…』


伊『そ、それ以上こっちみるな//』


『あ、えと!ごめんなさい!///』





うん、いらない心配だな



大好きに決まってる



だってこんなにも愛しいじゃないか





伊『…仕事すんぞ』


芹『おはようございまーす!あ、名無しさんちゃんこの資料なんだけど…』


『はい!』









そこからまた事件があって解決して色んな問題解決したり調書とったりデスクワークやったりで忙しい



今日はあまり特命係には会わないなぁ

廊下ですれ違ったくらい、その時右京さんに大丈夫かと言われて伊丹さんがなんのことだ!って問い詰めてきて大変だったけど…



可愛いーーーなぁもぅ(///ω///)♪























『伊丹さん…今日ご飯どうです?』


伊『ん?そうだなぁ…』


三『それは』


芹『定時にあがれたらの話っすよ』


『ですよねぇ』


伊『って!お前らが答えるなよ!』


『私鑑識のとこへ資料返しにいきまーす!』







そういや米沢さんとまともに会話してないな


これをきっかけに少し会話を…むふふふふ






『失礼します!資料ありがとうございました!』


米『おや、これはこれはご丁寧に』


『ご丁寧?ですかね』


米『我々はよく使われる側であまり感謝などされませんからなぁ…とくに一課…あ』


『ふふっ(笑)私は一課ですけど鑑識さんにはいつも感謝しますよ!』


米『あ、いえ!もちろんみんながみんなそうとは…』


『あはは(笑)米沢さんそんなに焦らないでください!』


米『は、はぁ…恐縮です///』






あー…可愛い


米えもん…米さんってなんかぽっちゃりのせいか抱きつきたくなる、なんか抱きついても大丈夫そうだもん

抱きついていいかな!?これもう抱きついていいかな!?だってマスコットじゃん!?米さんって相棒のマスコットじゃん!?





『米沢さん…』


米『は、はい!?なんでしょう』


『ほっぺ…ほっぺだけでも…触っていいですか!?』


米『え』


『ちょっとでいいんです!!少しで!!すぐ帰りますから!!』


米『え…はい?』


『ていうかもう触りますね!!』




ふにっ…ぷにぷに



米『…;』


『ふわふわーー!!///きゃーーー!』


米『杉下警部から聞いていた以上に…』


『え?』


米『あ、あぁいえ!』


『あ、ごめんなさい米沢さん!暴走してしまって!さよーなら!』










よし、悔いはない


ぷにぷにしてたな…髪の毛もさらさらで!ひゃっほーい!







ピルルルルルルルル




『ん?電話?お母さん?』


母『もしもし?仕事中ごめんねぇ』


『んーん、大丈夫!なぁに?』


母『あんた今日誕生日だけど母さん夜にお出かけするから、まぁあんたどうせ彼氏とデートするんでしょ?』


『え』


母『じゃあね』



ツーーツーーーツーー









忘れてたーーーーーー!!!!!!
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