長い夢

□第二話
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うーん







『ふわぁ…眠い』




なんか最近寝不足だなぁ、そりゃ興奮して寝れなかったのとか仕事とかでだろうなぁ




『んぁ〜』


伊『でっけーあくびだなおい』


『わぁ!!』





しまった!


見られた!恥ずかし〜Σ(´□`;)



伊『ぷっ(笑)カバといい勝負だぞ』


『や、やめて下さいよぉ!!;』




ぎゃーーー!!気を緩めてしまったー!

あ、いやでもこのいじられるのたまらない…いやドMとかじゃなくて!
まぁ伊丹さん限定のドMっつーか…





芹『先輩たちって…なんかもうカップルよりカップルっすね!』


伊『ピタッ』


『ぁ…』




複雑な顔してお互いに目をあわせる

そういや三浦さんたちにデートをしたことは話したけど付き合ったとは一言も




『ぇーっと』




言っていいのかな?って伊丹さんをちらちら見ると芹沢さんが伊丹さんに強制連行された




話す、のかな?




『本当は廊下に響きわたるくらい叫びたいんだけどなぁ』




なんでみんなに言わないのか

それは職場内で恋愛というかお付き合いが発覚した場合確か仕事をやめるか移動するか…になるはずだからだ


とくに監察官になんぞバレてみろ






『(一課やめるなんて嫌ー!)』





まぁ結婚退職ならいいけどね


キャッ言っちゃった〜///←



















三『なんだよ伊丹俺まで呼んで』


伊『いや、一応言っておこうと思ってな…』


芹『もしかして』


伊『苗字と付き合うことになった』


三『!』


芹『!』


伊『…』


三『やっとかぁ…』


伊『は?』


芹『やっとっすね!先輩おめでとうございます!名無しさんちゃん喜んだだろうなぁ〜!』


伊『え、ちょっやっと?』


三『お前らほんともどかしいんだよ』


芹『デートしたのは聞いてたんすけどねぇ』


伊『なっ!聞い!?』


芹『名無しさんちゃんから「きゃぁー!もう素敵ー!(声真似)」ってメール来たんすよ』


伊『…;似てねぇモノマネやめろ』
























女『ねぇねぇ!やっぱり付き合ってんの!?』


『え!』


男『マジで!?年の差あるねー!』


『え、あ』


女2『なになに?何の話し?』


男2『伊丹と結婚すんの?』


男3『へぇー』







うわぁぁあ!!なんか人だかりが!!!


お、面白がりやがってぇ!
年の差がなんぼのもんじゃいこらぁ!!


しかしこのままでは噂がまわって大変なことに!



女『ねぇねぇ!内緒にするからぁ!イタミンとはどうなの!?』




嘘つけこの女ぁぁぁあ!!


あと気安くイタミン言うなぁ!!





『付き合ってるんじゃなくって…』




付き合ってないとは言いたくない




えーい、こうなったら!




『ほら!私伊丹さんの犬ですし!』


女『それマジで言ってんの?(笑)』


男『でも確かに犬っぽいよな(笑)』


男2『なんか想像しちゃったじゃんw伊丹の後ろをついていく小型犬』


『えー!小型犬ですか!?』


女『あははは(笑)確かに!マルチーズとかミックス犬?』


『ドーベルマンがいいんですけどねぇ』


男『いやそれどっちかっていうと伊丹…』


伊『俺がなんだって?』

















よし、なんとか誤魔化すことはできた

でも芹沢さんなぁー…大丈夫かなぁー!



ま、なんとかなるかな?













伊『あ、これはこれは警部殿に警部補殿お揃いで』


神『どうもっ』


杉『これはなんでしょうねぇ?』


三『困りますよ警部殿〜』


米『こちらは…』




うん!でた!いつものパターン!!
ただ亀山さんとの喧嘩シーンが懐かしい…


亀山さん、元気かな?




『…ぇと、あなたが第一発見者ですね?』





いかんいかん!

仕事は真面目にしないと!!






杉『気になりますねぇ』


『…』




あとで内緒で資料もっていこうかな…
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