長い夢
□第一話
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伊丹さん伊丹さん伊丹さん伊丹さん伊丹さん
伊丹さんが
伊丹さんが私の恋人
恋人はいーたみさーん!
『夢みたーい』
母『夢よ』
『えぇ!!?』
母『で?何が夢みたいなの?』
『も、もう!やめてよ悪い冗談!』
母『ハイハイ朝からニヤニヤニヤニヤしてご飯こぼしてだらしない顔を眺めるこっちのみにもなりなさいよね!』
『あー…そんなニヤニヤしてた?』
母『気持ち悪いくらい』
『まぁいいさ、ふふふ』
母『昨日のデート?』
『ふふふふふふ、へへへへへ』
母『キモいわ』
『だってー!手つないじゃったーー!!きゃーー!』
母『その程度で…』
『そのあと家まで送ってくれてちょー紳士ーー!!』
母『ふーん紳士ね』
『今日非番じゃなきゃダーリンに会うのにぃーー!!』
母『…はぁーさてさていつ別れるかしらー』
『や、やめて;』
伊『ふふん…♪』
芹『どぉーしたんすか先輩?ニヤニヤして気持ち悪いっすよ』
三『あててやろうか?』
伊『ふんっ当てれるもんなら当ててみろってんだ』
芹『名無しさんちゃんとなんかあったりしてー』
伊『…』
三『図星か』
芹『えぇぇぇええ!!!俺何にも聞いてないっすよ!?』
伊『あー!うるせぇうるせぇ!』
次の日
『おはようございまーす』
芹『ねぇねぇ先輩と何があったの!』
『えぇ!』
芹『ネタはあがってるんだよ!?どうして俺という先輩に相談してくれないのー!』
『(忘れてたっていうか芹沢先輩口軽いしなー(笑))』
芹『相談のってたのに…』
『うっ、すみません…一部だけ教えますね!』
芹『先輩機嫌いいし一体何が…』
『じ、実は〜////』
芹『(え!なにその反応!先輩一体何して)』
『デートしてその時手つないだんですよ、キャーーー!!//恥ずかしいーーー!』
芹沢先輩をあとにしてとりあえずみんなに珈琲やお茶をだすため給湯室へ向かった
芹『先輩もだけど、純粋だなぁ…(なんか俺の心がすごい汚れてる気分;)』
そして事件発生死体が見つかったらしい
『あ…』
伊『!…おはよ』
『お、おはようございます//』
伊『…//い、行くぞ!』
『は、はい!!//』
芹『三浦さーん、あそこだけまだ春でーす』
三『熱いなぁ(笑)』
伊『聞こえてんだよ!!』
あーもう!!なんだろこの甘酸っぱーぁぁあい空気!
いやーーん!♪いい年してきもーいww
あー…なんだろこの気持ち、幸せすぎて吐きそう、ご飯食べる気ぜんっぜんしない
でもとっても元気!!
あーもうダーリン素敵!!
Twitterで呟いていたようなことが叶うのね!
あはははは(ノ´∀`*)
伊『…どうも』
杉『おや、おはようございます』
『杉下さん!おはようございまーす!』
三『警部殿〜…』
神『どうも』
伊『警部補殿までおそろいで』
で
でたーーーーーーー!!!!!!!
ミッチーー!!!え!うそ!生ミッチー!!うわぅっ!!女子力やべぇ!!キラキラしてる!!
きゃわーーー!!!
すっげーーー!!!
写メとサインもらっちゃおっかなーー!!!!
…って、ミッチーとちゃう、神戸君や
神『あれ?』
わっ、私を見てる
え?何?
あ…もしかして見ない顔だからかな?
『は、はじめまして!苗字名無しさんです!』
神『!!』
杉『…どうかしました?』
神『いえっ』
伊『いいから帰って下さいませんか?』
杉『はいわかりました』
伊『え』
うわー
生ミッチーすげぇ
いや、神戸君か…セクシーだなぁ
でも私神戸君得意じゃないんだよなー
いやミッチーは好きよ?いやだってさー!なんっか苦手なタイプというか…
いや、嫌いじゃないよ!好きだよ?
伊『ったく特命…』
『一件落着かー…新しい相棒の神戸さん本当に右京さんに振り回されてたなーふふっ』
伊『…ムッ』
『伊丹さん?どうかしました?』
伊『別に〜?』
もしかして
→やきもち
気のせい
逃げる
襲う
『なんか伊丹さんヤキモチ妬いてるみたいですね、クスクス』
伊『妬いてねぇーよ』
『妬いてないですか、そうですか…』
伊『…』
『…』
伊『あーもう!わかったよ降参、妬いてるよ悪いかよ』
『嬉しいです//』
伊『…苗字、お前二人きりの時くらい敬語はずせよ』
『え?』
な、なにそれ!!!
なにこの展開!!乙ゲームとか妄想とか!そんなんでしか体験したことなかったけどいわゆる特別アレ!?
そのあとお互いに名前呼びとかしちゃったりベタなことしてゆくゆくはあだ名とかつけちゃって
伊『…ぃ、おい!』
『はっ!』
伊『無視すんなよコラ』
『あ、えとははは…とりあえず敬語やめますですよ』
伊『おかしいおかしい;言葉がおかしい』
『敬語はやめる!』
伊『それでよし』
『いやでも慣れないですよ・・・いや慣れないよ』
伊『これから慣れりゃいいだろ』
『これから・・・』
あーもう幸せ
ただでさえ喋れてるだけでありがたいのに
恋人だなんて
幸せすぎて怖い、病みそう・・・・
これから伊丹さんにふさわしい女にならないとね、ふふふ
『伊丹さん大好きですよ』
伊『な!!!///いきなりなんだよ!!』
『ふふふ♪』
伊『はー・・・俺お前に振り回されそうだ』
『え?』
伊『・・・・ふっ、振り回されてやるっていったんだよ』
『???』
よくわからないけど伊丹さんが普段ドラマでも見せないような優しい笑顔でドキッとする
か、川原スマイル!!?!??
うーーーわーーー///
神『どうも』
『!!』
伊『あ、神戸ソン!』
『たけるです』
うわお!
名言?キターーーーーー!!!!
神『ねぇ苗字さん、このあと暇?』
『はい?』
伊『!』
あ、伊丹さんの額にスジが・・・
『暇じゃないです』
神『そっか、聞きたいことあったんだけどな』
伊『では我々はこれで、行くぞ』
『あ、その前に!何が聞きたいんですか?』
あ、伊丹さんが聞くなといわんばかりの顔
そ
そそるな・・・ゴクリッ←
神『君でしょ?お見合いの子』
『はい?』
神『○日に予定してた・・・こっちから断る前に断られたから気になってたんだ』
え?
私のお見合い相手って
『ええええええぇぇぇぇぇええええええ!!!!!!!』
伊『・・・・』
んふっ♪って感じの神戸さんに驚く私、複雑な顔をする伊丹さん
嵐の・・・・・予感?