長い夢

□第二話
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『すーぎしたっさん!』


杉『おや』


『あの、これ資料よければ!!』


杉『ありがとうございます』


神『え?いいんですか?』


『先輩にはシッー!でお願いします』





嬉しそうに資料を開く右京さん
お役に立てたみたい!

うひょぉぉおおお\(^o^)/


あ、後ろのほうで大木さん小松さんが覗いとる




『大木さん!小松さん!』


大『あぁ』


小『どうも』



いきなり話しかけられて焦ってるみたい



『角田課長はいないんですか?』


大『あぁ、さっきトイレに』


『パンダマグカップ見たかったんですよねぇー…残念』


小『それなら、机に』


『うわあ!!可愛い!』





やっぱりこれ可愛いよな!!

ていうかおっさんなのにこの可愛いマグカップって…いいなそのギャップ


杉『 名無しさんさん、資料ありがとうございます』


『もう読んだんですか!?』


神『手掛かりだけつかめたみたい』


『おー!』









そして事件は解決!

そりゃそうだわ、天下の杉下さんだもの
神様だもの






『いーたみ先輩!』


伊『ん?』


『私帰りますね』


伊『いいよな、お前宿直なくて』


『ひゃー!ひっぱらなぃでふはひゃいよー!』


伊『なんて言ってんのかわかんねぇーよ(笑)』


『もう!あ…じゃあ宿直の芹沢さんと交代して私と二人で…!』


伊『あー…ってアホか!//』


『ちぇー』




芹沢羨ましいーちくしょー!

時代は芹沢様なのか!?


くそぅー!芹沢先輩に嫉妬するわ!!!ほぼ毎日一緒でわかりあえる仲で…芹伊かよ!


いかんいかん!腐女子の癖でつい






『芹沢先輩…』


芹『え?なに?あ、お疲れ様!』


『伊丹先輩は渡しませんからね!!』


芹『へ?』




謎の宣戦布告をして帰ってやった







『花の里にでも行くかー…』






















カラカラカラ



『わぁ!』


た『あら、いらっしゃい』


杉『おや』


小『あら』









まさかの!!??





ここはこうきゃんべ君じゃなくて!?


あ、まだそんな仲じゃない…か?





『こ、こんにちわー』


小『ちょうど君の話しをしようとしていたところなんだよこっちへおいで』




そう、導かれたのは小野田さんの隣…



えぇーーー!!!!



『えっと…はい』


杉『…』


小『とって喰いやしませんよ?』





いや喰われそうですよ


雰囲気に





『あははー(笑)ほら、官房長官ですし失礼のないようにと緊張してるんですよ』


杉『何か頼みますか?』


『あ、はい!いつもの!』


小『僕これと同じのを追加してちょうだい』


た『はい』


『あの…私の話、とは?』


小『恋人できたんでしょ?』


『えぇ!!?な、なんでそれを、』


小『あら、冗談のつもりだったのに』


『えー!カマかけて!』


小『人聞きが悪い、カマなんて』


杉『官房長、明らかにカマをかけてますよ』


小『杉下まで…』


『えーっと、その…まぁ彼氏できましたえへへ』


た『あら、私初めて聞いたわ』


『あ!すみません、最近でして///』


た『初々しいわね』


小『残念、僕狙ってたのにな』


『え!?あははもぉー!ご冗談』


杉『…』


小『本気なのにな』


『既婚者の台詞じゃないですよー!;』


杉『もうお茶漬けお願いします』


『あ、私も!』


小『僕はそろそろおいとましますよ』


『え?もうですか?すみません、杉下さんとお話し中のところ』


小『いえいえ、君とお話できてよかったですよ』


『…またお話しましょうね!』


小『!…いずれまた、じゃあね杉下 ごちそうさま』


杉『えぇ』


た『あ、スーツどうぞ』






ふぅーー、緊張したー!(;つД`)

相変わらず怪しい色気が…ひぃひぃ



『杉下さん、すみませんお邪魔して』


杉『いえ全然』


た『お付き合いしてる方ってやっぱり伊丹刑事?』


『えへへへへ(*´∀`)』


杉『幸せそうでなによりです、伊丹刑事は信用できる人だと思いますよ』


『杉下さん…』




なんかジーンときたな

杉下さんやっぱり伊丹さんたちのこと認めてるんだなぁ



『えへへ、ありがとうございます!』


杉『あの件ですが、僕はこれからどうなるかはやはり知りたくないですねぇ』


『…ですよね、たぶん言えないと思いますし…でもやっぱりそれをねじ曲げてでも止めたいことがもうひとつあるんです』


杉『ひとつは亀山くん…でしょうか』


『はい…もうひとつが官房長のことで』


杉『官房長…?』


『官房長を助け…あれ?』


杉『?』


『助け…たかったと思うんですけど、何からか思いだせな…あ、れ?』


杉『名無しさんさん?』


『あ、あれー?あはは…』






は?




あれ?おかしいな



わかってるはずなのに、思い出せない





これからどうなるっけ?



seasonなんだっけ?



『わ、忘れてるーーー!!!!??みんながこれからどうなるのも!!こらからの話もー!!!』


た『どうしたの?名無しさんさん?』


杉『…』






な、ななはななんで!!!??



どうなってるの!!?





杉『いわゆる修正力と呼ばれるものでしょうか、興味深いですね!』


『わ、ワクワクしないでくださいよ杉下さぁーーーーん!!!』



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