夢2

□羊の顔
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『は……ぁ……っ!』



芹『もっと足開いて』



『ゃ…!』







私に覆い被さる彼は楽しそうに下着を剥ぎ取り割れ目をゆっくりとなぞる





芹『嫌だって言うわりには感じてるよね?』



『んっ!そこは…』






荒くなった呼吸を整えて彼をどかそうにも力じゃかなわなかった





芹『胸だけでイクぐらいだもんねぇ』



『も、やめ…』



芹『名無しさんちゃんは見かけによらず淫乱だからな〜』



『ちがっ…!ぁ』






自分だけ脱がされていいようにされている、そんな羞恥心さえも今は快感の材料になる

執拗に言葉攻めをする彼は一向に脱ごうとはせず主張するモノを抑えては興奮しているようだった




芹『嘘つきな口は閉じようか?』





そういってネクタイを外して噛ませるようにして口を縛られた






『ん゛ーー!!んっ!!』





























数時間前















特命係で杉下さんの相棒とまではいかず助手?くらいなことをしている私

亀山さんに変わりやってきた神戸さんとお話をしていた




『でねー』



神『へぇー!それで?』



『そこで杉下さんが登場して亀山さんが』



神『亀山さんって人と杉下さんずいぶん有名なコンビだったんだ(笑)』



『あはは』



神『ところでさ』



『はい』



神『彼氏と最近どう?』



『…』







いくら仲良くなって一ヶ月、プライベートなことを聞くなんて失礼だと思いつつ相談にのってくれたこともあるので大目にみる






神『痛いとこ突かれちゃった?』



『もう知らないんだもん!』



神『喧嘩か』



『いくら仕事が忙しいからってもうちょっと私をさ…しかも!私というのがいながら部屋にエロビデオを!!』



神『…;』



『な!に!が!巨乳よ!!嫌みでしょ!!!』



神『あー…』






あー…ってなに!?


あぁ私の胸か!胸見ていったの!?どうせギリギリBですよ!ちくしょう!





『くっそ、男はみんな巨乳好きか』



神『俺は小さいのも好きだけどなぁ』



『えー…そんなこといってー』



神『ほんとほんと、ないにこしたことはないかもだけど小さいのもいいと思うよ』



『ふーん、あーあ!神戸さんみたいな考えの彼氏が欲しいよまったく!あのエロ男め』



神『あんまり責めてあげるのは……あ、そうだ』



『へ?』







突然ニヤリとした表情をする神戸さんは肩に手を置いて私を引き寄せた




『…へ?』



神『俺にすれば問題解決じゃない?』



『…』



神『ね』






わーお、キラキラフェイスだ


じゃなくて!いや申し分ないけどさ…やっぱりなんだかんだ私は





『神戸さん、私は』


芹『ちょっとちょっとちょっとーー




『わ!』



神『おっと』







突然後ろから慌てたような声が聞こえたかと思えば慶二くんが私を抱き寄せた





芹『なにして!?離れて!』



神『落ち着いて芹沢刑事』







なぜかニコニコしている神戸さんをよそにギロッと睨みつける私の彼





『慶二くん…』



芹『いくら喧嘩中だからって他の男に!』



『違うって!あれは神戸さんが…あれ?』






さっきまでいた神戸さんはこつぜんと姿を消していた





『と、とにかく浮気じゃないってば』






まだ喧嘩中だったため少し機嫌の悪そうな態度をとる





芹『…』



『用がないなら…え、ちょっと!』







突然私を引っ張っていきとある休憩室のベッドに放り投げられた






『あの』





ガチャッ





鍵がしめられた







『…へ?』







状況がまったく理解できない






芹『最近神戸警部補とよく仲良くしてるよね…?』



『慶二く…』






いつもの彼はへらへらと笑っていてお調子者なとこもあるけど(そこが可愛いのだが)




芹『浮気するなんてイケないなぁ…』






だからこんな不敵な黒い笑みを浮かべるような人じゃなくて





『あの…』






少し怖い







『だ、だいたい…慶二くんが最近構ってくれないしエロビデオは見るしで浮気してもおかしくないんじゃない?』






それでもここで引き下がるのは負けを認める感じがして嫌だった





芹『ふーん…』



『きょ、巨乳がいいんだったらどうぞどこぞの巨乳のとこへでも行けば!』



芹『はぁー…わかってないよ名無しさんちゃんは』



『なにが』



芹『俺は別に巨乳がいいからとかじゃなくてさ…』






そういいながら近づいていく彼にびびりベッドの端へ移動していくも徐々に迫ってくる





芹『下手に名無しさんちゃんそっくりじゃ我慢できなくなるじゃん』



『…』






なんか、変な話ちょっときゅんときてしまった





『それは…』



芹『でも寂しくさせたんなら我慢する必要ないってことだよね?』



『…ん?』






あれ?さっきまでの甘い雰囲気はどこへやら






『と、とにかくもうこれで話は終わ』



芹『小さいのコンプレックス?』



『んぁっ!』







服の上から私の胸を楽しそうに揉み始めた






『なに…をっ!…んっ』



芹『俺はこのすっぽりはまるサイズ好きだけどなぁ…』



『ゃ…ぁっ』







ゆっくりと服をはだけさせていき私を押し倒していく





『ねぇ、ここ仕事場…っ!』



芹『だから声だしちゃだめだよ』






シッーと人指し指を口にあてて静にとポーズをする


止めてと言おうにも彼のオーラがどこか否定の言葉を飲み込ませる









芹『んっ…』





チュッとリップ音をたてていき次第に濃厚になるキスに答えていると上の服はほとんど脱がされていた




芹『ここ、さ…』



『ぁっ…!んっ』



芹『小さいほうが感じるんじゃない?』






胸をヤワヤワと揉みながら口に含んだり噛んだり舐めたりを繰り返され





『ぁ……っ!…っ』






もし周りに聞こえたら…と声を抑えるのに必死でうまく思考が回らない






芹『ん……ちゅっ……』






彼の太ももが足の間をするように動いていき胸を執拗に触られ次第に興奮してきてしまう





『ふ………ぅっ……!』



芹『つらい?』





時々話しかけるも行為を止めずだんだん強くなっていく





『っ……!んっ!……はぁ…!!』



芹『どうされたい?』



『…おねがい、いれ…て』



芹『胸だけでこんなになってるんだから胸だけでイけるんじゃない?』



『や…!そんな……ぁ…』



芹『お仕置きだから』





嫉妬したんだからねと口調は可愛いのにやることはエグい







芹『誰に聞かれてるかもわからないところでこんな格好になってるってどんな気分?』



『ゃ……ぁっ…!』



芹『それで胸いじられて声抑えてさ、それにまた感じてるなんていけない子だなぁ』



『ぁ…んっ……ッ!!……は…!ぁっ…!』






ビクンと体が快感で跳ね荒い息を調えた






芹『もしかしてイッた?』



『っ!』






顔がカアァッと熱くなる
胸をいじられ彼に言葉攻めされただけでイッたなんて恥ずかしかった






芹『大丈夫、可愛いから』





そういって額にキスを落とす



そして冒頭にいたるのだった






  
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