悪魔狩人の幻想入り

□Mission2 紅の館に眠るもの
1ページ/9ページ

しばらくして俺は森を抜けた。

そして目の前にあるのは、

「なんだ?この趣味の悪い館は・・・」

そこには一面真っ赤な洋館があった。

「とりあえず行って、あの女のことを聞き出そう。」

此処が幻想郷だというのはわかったが、あいつが悪魔ではないという可能性はない。

仮にそうならここ自体が罠の可能性もある。そしてもう一つ、

なぜあいつは俺がスパーダの血族だとわかったんだ?

考えてるうちに、館の門に着いたのだが・・・

「門番の癖に寝てんのかよ・・・」

門番らしきチャイナ服を着た女性がのんきにいびきをかいていた。

「こういうのはほっとくのに限るぜ。


俺は門をくぐり中に入っていった。

−−−−−−−−−−−−−−−−−
館の中では、

「面白そうな人間ね。どんな運命なのかしら・・・・・?」

蝙蝠の翼がある人外の少女が呟く。

「お嬢様。それは実際に確かめるのがよろしいかと。」

銀髪のメイド服を着た少女が呟きに答える。

「せいぜい、このレミリア・スカーレットを楽しませてちょうだい・・・?」

空には満月が輝いている・・・・・・

夜明けはまだ遠い・・・・・・
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ