悪魔狩人の幻想入り
□Mission2 紅の館に眠るもの
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しばらくして俺は森を抜けた。
そして目の前にあるのは、
「なんだ?この趣味の悪い館は・・・」
そこには一面真っ赤な洋館があった。
「とりあえず行って、あの女のことを聞き出そう。」
此処が幻想郷だというのはわかったが、あいつが悪魔ではないという可能性はない。
仮にそうならここ自体が罠の可能性もある。そしてもう一つ、
なぜあいつは俺がスパーダの血族だとわかったんだ?
考えてるうちに、館の門に着いたのだが・・・
「門番の癖に寝てんのかよ・・・」
門番らしきチャイナ服を着た女性がのんきにいびきをかいていた。
「こういうのはほっとくのに限るぜ。
」
俺は門をくぐり中に入っていった。
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館の中では、
「面白そうな人間ね。どんな運命なのかしら・・・・・?」
蝙蝠の翼がある人外の少女が呟く。
「お嬢様。それは実際に確かめるのがよろしいかと。」
銀髪のメイド服を着た少女が呟きに答える。
「せいぜい、このレミリア・スカーレットを楽しませてちょうだい・・・?」
空には満月が輝いている・・・・・・
夜明けはまだ遠い・・・・・・