悪魔狩人の幻想入り
□Mission2 紅の館に眠るもの
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Sideアレン
「此処はどこだ?確か変な剣に胴体ぶっ刺されて・・・」なんか真っ暗な空間にいるんだが・・・
「よう、俺の子孫、ここに来たってことはアラストルの洗礼を受けたか。」
なんかいきなり人が出てきたぞ?
「はあ?誰だあんた?しかもアラストルってあの剣のことか?」
「そうだ。俺はダンテ。前のこいつの持ち主だ。」
「・・・あんたが俺の先祖なのか。で、あれはなんだよ、いきなり刺さったが?」
「ほう、俺の血がまだ残ってんだな。話を戻そう。それがアラストルの洗礼だ。アラストルは悪魔の力を宿した剣だ。お前に刺さったのは力を扱えるかを確かめているんだ。」
「扱えないと判断されたら?」
「死ぬな。」
いきなり死ぬのかよ・・・
「まあ、悪魔の血を強く継いでるらしいお前なら大丈夫だろうよ。」
「ちなみに扱えると何があるんだ?」
「文字通り、悪魔の力を使えるようになる。アラストルは雷の力を宿しているから、その力が使えるようになる。」
それは嬉しいけど、下手したら死ぬとか・・・ん?
「身体が透けてきた?」
「早いな。お前には才能がありそうだ。」
ってことは・・・
「やはり、扱うだけの力は持ってるらしいな。頑張れよ。」
「ああ、Thanks to help me.」
「Your welcome,Good Luck.」
そういったダンテの声と共に目の前が真っ白になった。