悪魔狩人の幻想入り
□Mission2 紅の館に眠るもの
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見つかっちまったな・・・
「あ〜その〜見学者っていうわけにはいきませんかね?」
「それじゃあ自分は怪しいものだと言っているようなものですよ?」
と、赤い髪の少女は答える。
「あ〜やっぱそうなっちゃいます?」
「常識です。さあ、怪しいものには出ていってもらいましょう!」
そういい、少女は先程よりもさらに高密度の弾幕を放つ。
「そうかい、じゃあ相手してやるよ!
Come on girl!!!」
俺も剣を抜き放つ。しかし、
「え!?その剣は・・・・・・あ、あなたまさか、あの悪魔狩人ダンテ!?」と、少女がものすごい動揺しているが。
あれ、盛大に勘違いされてるような・・・
「あ〜あの〜確かに俺はダンテの子孫ではあるが、ダンテ本人じゃないぞ?」
「で、でもその剣はダンテの・・・」
「だから俺はダンテの子孫だって!」
「あ、そうなんですか。でも強いんですよね?なら戦っても勝てないじゃないてすか。」
(めちゃくちゃ気紛れだなこいつ。)
「あ、私は小悪魔といいます。このヴワル大図書館の司書をしています。」
「俺はアレン。ダンテ本人じゃないからな。ここにはある奴の情報を求めてきた。それとさ、いいのか?怪しい奴放っておいて。」
「あのダンテさんの子孫に挑んでも四肢両断のだるま切りにされちゃいますから。」
(俺の先祖はドンだけヤバイ奴だったんだ・・・?)