悪魔狩人の幻想入り

□Mission2 紅の館に眠るもの
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俺は館に入ったのだが、

(ここの主のセンスを疑うぜ・・・)

カーペットが赤なのはまだわかるが、壁、床まで赤なのはどうなんだ?

「地下もあるのか・・・2階もあるが、ここは下から潰していくか。」

そう呟きつつ俺は地下への階段を下る。

「っとと、何があるのかわかんねえからな」

俺は自身の周囲に魔力の幕を張ることにした。

「これならなんか罠があってもわかる。燃費は悪いが、死ぬよりはましだしな。」

この選択がその後の運命を左右することを、俺はまだしらない・・・・・・

階段を下っていくと、さまざまな部屋があるのがわかった。

「ここには大家族かなんかでもすんでいるのか?それともそれほど多くの召使いでもいるのか・・・・・・?」

その答えはすぐにわかった。

「・・・っ!なんだあれは?」

急に現れた空飛ぶ小さな生き物たち。
それらが俺に弾幕を放つ。

「なっ!?いきなりなんだ!?」

ギリギリでかわす。服が少し焦げているらしいな・・・!

「おいおい勘弁してくれよ・・・結構気にいってんだぞ・・・!」

俺も剣を抜き放つ。フォースエッジが鈍い輝きを放つ。

「そこをどけえっ!!」

生物の一体を袈裟斬りにする。

生物は切り裂かれ消滅したが、数が多すぎる!!

「くそっ、切りがねえ!」

そう言った俺はすぐさま武器を銃に変え、威嚇射撃をしながら生物の中に突っ込んだ。

その行動で生物たちは道をあけた。

「あぶねえあぶねえ・・・・・・なんだよあの弾丸は・・・で、ここどこだ?」

そこには見渡す限りの本棚、本棚、本棚というかほとんどそれしかない。

「ここは図書館か?すごい量の本だな。」

すると・・・

「あれ?誰ですか?」

また一戦やんなきゃならねえかな・・・
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