K

□光る君
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『イ・ヤ・だ!』

舌を出して拒否すると顎を押さえた千歳が涙目で訴えてきた

「なんだよ、望み通り光源氏みたいにだなぁ」

『じゃあ何?千歳さんには私が子供に見えるわけ?』

「ちびっこくて中学生に見間違われてるじゃん!」

『ひどい!』

童顔なのはわかっているが面と向かって言われるのは腹が立つ

ということで尻もちをついている千歳の首を掴んで電撃をお見舞いしてやると悲鳴を上げる間もなく焼け焦げてその場に倒れた

『ふんっ!』

千歳を放置してその場を後にした私は先ほどまでじくじく痛んでいた心が痛みを訴えてないことに気付いた

(慰めてくれたの……?)

一瞬そう思ったが笑って「まさかね」とつぶやいた


光る君
(女遊びしなくなったら考えてあげる)
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