リクエスト小説
□俺の愛を受け取れよ。
1ページ/5ページ
「はぁあ...」
朝からどうも元気がないルーシィ
溜め息ばかりで隣にいるとその憂鬱感が移りそうな程だった。
「どーしたんだよルーシィ?」
ギルドのカウンターでルーシィ、オレ、グレイの順で座って話を聞いている
「ん、実は...あたし最近誰かに付けられてる気がするの...」
「自意識過剰なんじゃねぇかルーシィ」
隣でケラケラ笑っているグレイは睨み付けて静止させる
取り敢えず心配で仕方ない。
オレの仲間に手ェだす奴は誰だろうと許さないし、ルーシィには指一本触れさせるつもりもない。
「ンだよナツ、お前ルーシィの話信じるのか?」
「当たり前だろーが、ルーシィ、今日からルーシィの家まで送ってくからな」
「ありがとうナツ!あたしもぉ怖くて怖くて、」
すがりついてくるルーシィは横目に、さっきからやけにじろじろ見てくるグレイを睨む
「あんだよグレイ、」
「いや、そのお供俺もする」
「グレイもありがとう!!」
喜んでくれるルーシィは嬉しいが、賛同してくるグレイはいただけない
さっきまであんだけルーシィの話嘘だとか嫌みたらたらで聞いてたのに有り得ねぇ。
「おうよ」
再度見たグレイの横顔は雄ったらしくて見なかったことにした。