リクエスト小説

□ナツで遊ぼう!
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「うわぁッ...!?」



今日は起きた瞬間身震いした。


何か妙に嫌な予感がする...




オレはベッドから飛び起きて、辺りの気配を確認した。


誰も居ないよな!考え過ぎだ...と有りもしない絶対的直感に安堵した自分がいけなかった。



ナツ〜!と、何やらいつもより上機嫌なルーシィが、ノックもせずずかずかとオレの部屋に上がり込んできた。



「ちょ!ルーシィ!?」



「いつものお返しよ!驚いた?」


ふふ、と不気味に微笑み掛けてくるルーシィに若干鳥肌がたつも、ルーシィはどこで買ったのか怪しげなラクリマを見せてきた。



「ナツ...これ、試してみない?」



「んだよ、コレ?変なモンじゃねぇだろうな」


実は先日、グレイに似たようなラクリマを飲まされ、身体が半猫化してしまって大変な目にあっていたばかりだから、疑う他なかった。



「いえ、違うわナツ、あまり服とかこだわりがないだろうから、」



「服?」


あまりにどうでも良さげな話に思わずコテンと首が傾いた。


「このラクリマねー、ラクリマ本体に取り入れられてる服だったら自由自在に換装出来る女の子には最適のアイテムなの!!」



因みに色まで替えれちゃうわ、と付け足してきたルーシィに、何かがぷつん、と切れた音が頭の中で鈍く響いた気がした。




ていうか、まずオレは、




「女じゃねぇからぁあぁあ!」
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