リクエスト小説
□Under Lover.
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眉間に皺がよる。
俺はギルドの二階から顔を出して、ナツのことを眺めていた。
誰よりも昔からナツを見て来た俺は、俺の後からこのギルドに入ってきたグレイが許せなかった。
勿論ナツは自覚なんてのは生憎持ち合わせていないんだろうが、端から見る俺は軽い憤りを覚えていった。
別に、グレイが仲間として嫌いなんじゃない。
ただ、自分の玩具をとられた子供の屈辱感をずっと感じてきたんだ。
Under Lover.<恋人未満>
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