リクエスト小説

□勃発とらいあんぐる
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今日も今日とて平和なギルド。

中はどんちゃん騒ぎで大変騒がしい毎日が続く妖精の尻尾



そしてそのギルドの中で幸せな音楽が聞こえてきそうなほどいちゃいちゃしている影が二つ。


「ナツ、いつもより髪跳ねてるぞ」


「あぇ!?まじかよ、癖っ毛だからなぁ」

「じめじめしてる時期だから仕方ねぇかもな」


グレイとナツだ。
最近付き合いだしたらしい二人は、見ている方が恥ずかしいラブラブカップルだった。


グレイの口端は完全に緩んでいて、ナツにメロメロである事は直ぐに分かる。

ナツはナツで昔からグレイに恋情を抱いていた為、ナツ自身も罪悪感は持たなかった。

どちらかといえば告白されているナツは常にグレイを意識してしまい、顔が近ければ近いほど、ナツの心配数は上がっていくほどだった。



ギルドの皆にもそのことは知れ渡り、今ではこうして一目を気にせずいちゃつき放題。


その光景が日課となってしまっている今では、グレイとナツが話しているときに何か話しかけようとすることもままならないのに、それをぶち壊すかのように、彼奴はやってきた。
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