リクエスト小説

□微かな希望
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その日、ナツはハッピーとルーシィと一緒にクエストへ行く約束だった。

でも先日ルーシィから今日はエルザと買い物に行くと言ってナツの誘いを断った為ナツとハッピーの二人でクエストに行くことになった。

グレイはグレイで最近仲のいいジュビアとラブラブ(?)でクエストへ行ったまま帰って来ない。

「ルーシィの奴家賃ヤバいって言ってたのになー」

「仕方ないよ、買い物なんてルーシィの無い女子力を上げる唯一のイベントだよ」

「それもそうだなー」


つまらなそうにハッピーと話しているナツはクエストボードから一枚の紙を手にした。


「へー?見ろよハッピー、こんなヤクザみたいな奴ら倒すだけで300000Jだとよ」

「あい!それにしよナツぅ」

「安いけど腹減ったし、行くか!!」


と、威勢良くギルドから飛び出して行ったナツは、これからおこる最悪な事態を予想もしなかった。
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