ワンピースdream

□ずっと見てたよ
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血に塗れた手で、また##NAME1##の首を絞める。お前は抵抗して俺の腕を剥がそうとする。抵抗が激しくなったので、また##NAME1##の腹をナイフでえぐる。そうするとぱったり動かなくなるんだ。そしてもう一度、首を絞める。

「苦しいか?ごめんな。苦しいよな?」

パッと手を首から離すと、ゲホゲホと肺いっぱいに息を取り入れようとする。

『は、ぁッ、ハァ、ハァ、』

そして今度は目に涙を溜めて俺を見る。あぁ、そんな顔しないでくれ。殺したくなる。そう俺の心が叫んでる。

「お前のこと、愛してんだ」

そう言うと、笑顔を見せた##NAME1##。でも、直ぐに冷めた目で俺を突き放す。

『ローは異常だよ。これが愛情表現なら、わたしいつか死んじゃうじゃない』

そんなこと言うならお仕置きだな………と、呟いて、俺は持っていたナイフでコイツの口を引き裂いた。

「ごめんな。ごめん。痛いか?痛いよな?」

最後の力を振り絞って、##NAME1##は立ち上がった。そして………………

『わたし、最後にローとキスしたいな。すっごく甘くて、ハァ、とろけるような深い深いキス。』

俺はそのままコイツに押し倒される。

『ん、ハァ、んふッ、』

「ん、…………はぁッ」

最後に一言。









『わたしが見てたのは、ずっとずっとずーっとローだけだったよ』







その言葉を聞いた瞬間、俺はコイツの身体を切り刻んだ。肉が顔を出して、血が溢れ出して、変な異臭が俺達を包んだ。










「はは、は、ククッ」






いつの間にか##NAME1##は動かなくなってて、俺は涙で顔を濡らして…………ただ、思い出して笑った。




「俺のこと、ずっと見てたなら、なんでユースタス屋のとこ行ったんだよ。なんで、アイツと楽しそうに笑ってたんだよ。なんで?なんで?なんで?なぁ………なんでだ?」

俺に笑顔なんか、笑った顔なんか見せたことなかったくせに。












「ごめんな。ごめん。愛してる。愛してる。愛してる。愛してる。…………………………………………………………………………イカナイデ。」

そう呟いても、##NAME1##は返事をしなかった。


























end

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