嫁ばっかりの世界!?
□07,
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蜜柑side
女「今ちょっといい?」
ある日の放課後
家に帰ったらすぐ寝るという予定を下駄箱で立てたところで、声を掛けられた
蜜柑「あ、はい」
バスの時間まで1時間近くあったので、彼女の用件に付き合うことにした。
“付いて来てもらってもいいかな?”と言われたので付いて行くと、どんどん校舎から離れていく
しばらくして旧校舎裏の女集団の中に到着すると、今まで猫をかぶっていたのか、女の雰囲気が一気に重苦しいものに変わる
女「あんたさぁ、ムカつくんだよね。
いい加減気が付いてよ。」
蜜柑「............」
女1「小町とか穂高もムカつくけど、なんかあんた程鼻に付かないんだよね」
女5「分かる分かる」
女2、6「「ぎゃははははっ」」
(もっと女子らしく笑えばいいのに....)
女3「んでさ、そろそろ喋ったら?」
蜜柑「..............」
私は内心ビクビクしながら、平然を装っていた
女「チッ
もういいよ。黙ってるってことは何をされてもいいっていう、肯定だね」
女1「じゃあ、やっちゃおうか」
そう言うと、拳を振り上げた
ヨケラレナイそう思った。
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