嫁ばっかりの世界!?

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蜜柑side



女「今ちょっといい?」




ある日の放課後
家に帰ったらすぐ寝るという予定を下駄箱で立てたところで、声を掛けられた



蜜柑「あ、はい」



バスの時間まで1時間近くあったので、彼女の用件に付き合うことにした。






“付いて来てもらってもいいかな?”と言われたので付いて行くと、どんどん校舎から離れていく











しばらくして旧校舎裏の女集団の中に到着すると、今まで猫をかぶっていたのか、女の雰囲気が一気に重苦しいものに変わる






女「あんたさぁ、ムカつくんだよね。
いい加減気が付いてよ。」




蜜柑「............」




女1「小町とか穂高もムカつくけど、なんかあんた程鼻に付かないんだよね」



女5「分かる分かる」




女2、6「「ぎゃははははっ」」




(もっと女子らしく笑えばいいのに....)



女3「んでさ、そろそろ喋ったら?」




蜜柑「..............」



私は内心ビクビクしながら、平然を装っていた




女「チッ
もういいよ。黙ってるってことは何をされてもいいっていう、肯定だね」




女1「じゃあ、やっちゃおうか」




そう言うと、拳を振り上げた





ヨケラレナイそう思った。









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