嫁ばっかりの世界!?

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『あー........』



里菜「うわっ!何!?そんな辛気臭い声出してっ!」




『いや、なんか楽しいことないかな〜って思って』



里菜「? マネージャー今のところなにもないし、楽しいじゃん。
まぁ、ちょいちょい虐められるけどw」



『まあー、そうなんだけど........』




今は7月上旬、夏だというのもあり、なんかダルい今日(こんにち)


(いつの間にか、里菜もマネージャーになってるし.......)




里菜「あ、魔王様〜」



精「誰が魔王だって?」



里菜「え?心当たりがあるから反応したんでしょ?私、幸村のこと呼んだなんて、一言も言ってないけど?」




(.........喧嘩売ってる。勇者だ)



精「ん?何か言ってたかい?」



里菜「(うっざーい)ん〜?なぁんにも言ってないお☆」



精「で、牡丹はなんでサボってんのかな?」



(あ、勇者のこと無視した)




『ん?サボってないよー、里菜がやってくれてるんだよー(捧読み)』




里菜「まあ、あながち間違ってないわw」



『でしょでしょ
どう?天才的ぃ?』






私たちがゆるゆると雑談をしている最中、ジャッカルとかいうはげが走ってきた




ジ「おいっ!牡丹!!」



『なにー?』



ジ「あいつが!」



『え?』



ジ「旧校舎の方向に知らねぇ女と.......っ!」





私は、重い身体(いろんな意味とか言うなっ)を起こし、遅いながらも全力でダッシュした









(何もありませんようにっ!)


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