リクエスト&記念作品

□流血の殺人鬼
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ポタリ・・・・・ポタリ

路地裏で血が落ちる音が聞こえた。
そこで立っているのは、瞳が赤くまだらに染めた少年。
しかし、少年には血の一滴もついていなかった。

「確か・・・ここにいるっていってたよな・・・・兄貴は。
それにしても・・・・・何だここ?
変な生き物がうろついてやがる・・・。
全く・・・・傑作だぜ」

少年は頭をかきながらその場を去っていった。
そこに残っているのは、人と思われる物だけだった。



「人切り?」

場所は変わってここは万事屋銀ちゃん。
そこには真選組のいつもの三人と万事屋メンバーが集まっていた。

「前の辻斬りとは違うんですか?」

駄m・・・新八がごr・・・近藤に向かって言った。

「おいー!今、駄眼鏡って書こうとしただろ?!
しかも、近藤さんをゴリラって書こうとした?!」

キノセイダヨ(棒読み)

「てめぇー!」

「まぁまぁ。落ち着くアル。
だから駄眼鏡って言われるアルよ新八」

「神楽ちゃんまで?!」

駄眼鏡のことは放っておいて、話を続けましょう。

「てめぇが言うか?!」

「新八、落ち着けよ。
話が進まねぇじゃねーかコノヤロー」

銀時が新八に向かって言った。
新八はほかにも言いたいことがあると言いたげな顔をしていたが、おとなしく椅子に座った。

「で、その人切りがどうしたよ」

「うむ・・・。
最近、無差別に殺される事件が多発していてな・・・・。
我々だけでは対処ができん。
そこで、お前たちにも手伝ってもらいたくてな・・・」

「いやアルほか当たるヨロシ」

「てめぇには聞いてねぇぜチャイナ」

「サドにも言ってないアル」

なぜか火花が見える二人は放っておこう。
銀時は少し黙っていたが、その話を受け入れた。

「どうしてやろうと思ったんですか?」

「いや・・・・・。
あいつらが報酬は多くするって言ってたからよ・・・・・。」

「結局はお金ですか・・・・・」

銀時は外を見ながら小さくつぶやいた。

「もしかしたら・・・・あいつらが来ているのかもな・・・・・・」

「何か言ったアルか?銀ちゃん」

神楽が銀時の方を見て言った。
銀時は「なんでもねぇよ」と言ってジャンプを読み始めた。



「ここから家賊の気配がするんだが・・・・気のせいか?」

先ほどの少年が万事屋銀ちゃんを見てつぶやいた。
銀時はその気配に気がついていたが放っておいた。
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