リクエスト&記念作品
□白き涙
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銀魂高校。
そこではいじめが起きているらしい。
その情報を家庭教師であるリボーンから聞いた。
どうやらいじめをしている人物は裏社会と関係しているらしい。
「霜山真香(シモヤママドカ)。
それがいじめをしている張本人の名前だ。」
「霜山・・・真香。」
綱吉はポツリとつぶやく。
「で、いじめを受けている人物は坂田銀時。
銀魂高校四天王の一人。味方は土方十四郎・志村新八・神楽という同じく銀魂高校に通う人物だな。」
「ふーん・・・で、俺に何をしろと?」
綱吉はリボーンに尋ねる。
にやりとリボーンは笑った。
「霜山真香を捕まえろと9代目から言われてな・・・。」
「それを早く言えよ!!」
「だって、忘れてたんだもん☆」
可愛らしい口調でリボーンは言った。
綱吉は頭を抱える。
「あ、ちなみに坂田銀時は対人恐怖症になっているらしいぞ。
味方の人物達ですら怖いらしい。」
「ほかの四天王の人たちは彼のことを信じなかったの?」
「そうみたいだな。」
「かわいそうだね・・・。その人。」
悲しげな顔で綱吉は言った。
「ちょっと散歩してくる。
この事件・・・何か嫌な予感がするんだ。」
そして綱吉は部屋から出て行った。
その頃、銀時は元仲間達から追われていた。
「待ちやがれ坂田!!」
追いかけているのは沖田・桂・高杉の3人だ。
「誰が待つかよ・・・!」
角を曲がったとき誰かとぶつかった。
「(ビクッ)っあ・・・悪い。」
「いいえ・・・。」
少年は銀時に笑った。
銀時は後ろの人たちのことを思い出し走り出した。
「彼が・・・坂田銀時・・・。
リボーンの言ってること・・・本当みたいだね。
これ以上ひどくなると・・・街を歩くことができなくなるかもしれないね・・・。」
少年はつぶやいて彼の跡をおった。