短編集

□主将の幼馴染
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赤司幼馴染ver!
ま、綱吉とキセキの世代の対面シーンを書いていこうかな?
綱吉とキセキの世代は中2です



「あれ?征十郎からメールが来てる。」

『綱吉へ

今日の昼までに奈々さんから弁当を受け取って俺のいる中学校へ持ってきてくれない?』

「え?」

メールを見て綱吉はすぐに1階へと降りていった。

「母さん!弁当ってある?!」

「あらつっくん。
できてるわよ?征十郎君に届けるんでしょ?」

(なんで母さんが知ってるの?!)

心の中で突っ込んだものの綱吉は奈々から弁当を受け取ってすぐに外へ出て行った。

「多分征十郎のことだから時間を測ってるだろうな・・・」

小さくつぶやいて綱吉は帝光中学校へ走っていった。



「赤司、一体誰を待っているのだよ」

ずっと扉を見つめていることに気がついた緑間が赤司に訪ねた。

「緑間。
・・・ある人物を待っていてね・・・」

ふっと笑いながら赤司は言った。
疑問がまだ取れないものの、彼にはまだ練習が残っていたため練習に戻っていった。

数十分後、赤司は休憩をするように部員に言った。

「っはー!疲れたっス!」

黄瀬が座りながら言った。
一方黒子は床に倒れている。

「テツー!しっかしろ!」

青峰が彼を座らせた。
そんな時扉が開いて一人の少年がたっていた。

「誰っスかね?」

「さぁ?」

黄瀬と青峰は首をかしげる。
緑間と紫原はちらりと彼を見た。

「はぁっ、はぁっ・・・。
あ、いた!征十郎、急にあんなメールを送ってこないでよ!」

赤司の方へ走りながら少年は言った。
彼の手には弁当を持っている。

「ふぅん・・・30分か・・・。
あともう少し早く来れるんじゃなかったの?」

「メールに気がついたのが20分前!
20分で並盛からここまで来るのに走ってきたんだからね?!」

「並盛?!」

黄瀬が彼らの話を聞いていたのか彼の言葉に驚いていた。

「並盛って結構遠いよね?」

紫原がまいう棒を食べながら言った。

「遠いと言ってもとなり町なのだよ。」

緑間がメガネを上げて言った。

「あ、弁当はこれ。
多分傾いていないと思うけど・・・。」

「ま、その時はもう一回行ってもらうだけだよ。」

「え?!」

「あの、赤司っち!
彼は赤司っちの知り合いっスか?」

黄瀬が赤司に訪ねた。

「ああ、彼は沢田綱吉。
俺の幼馴染だ。」

「沢田綱吉です。
よろしくお願いします」

彼らの方を向いて綱吉は挨拶をする。
彼らは赤司に幼馴染なんていたのかということに驚いていた。


***************

最初の対面はやっぱり赤司のパシリから!というのが私の妄想。
なんかむちゃぶりを命令されて綱吉は不満を持っているものの赤司には逆らえないので渋々従うのかな?と思ったり・・・www

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