オリジナル小説

□魔科異学園
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チッ!めんどくせぇな...
でも、まぁ雰囲気から想像するにちょっとヤバイ感じだ。
もうちょっと近づいて見ると、女の方の声が聞こえた
「ちょ、やめて!離してぇや!!」
あっ!そろそろヤバそう、
助けに行くか.....
「おい!お前らそろそろ、やめとけ」
すると、男達一瞬驚いた顔をしたが、こちらを見ると、馬鹿にした様子で言った
「なんだぁ、このクソ生意気なガキは〜ほら、お菓子やるからどっか行け!!」
するとそいつら全員スイッチが入った様に、どっと笑った」
くそ!身長150cm舐めんな!!
「うるさい!ボクは立派な高校生だ!!」
「チッ!煩いガキだ、お前ら、あのガキ始末しろ!」
そいつの掛け声一つで男達が襲って来た
「素直に散ればいいものを....」
すると、心配した様に女が離しかけてきた
「あんた、早う逃げ!!これ位は一人で何とかなるから」
「どうやら、そういう訳には行かない見たいだぜ...」
男達はマカを取り出した
(マカとは、魔法と科学の融合の結晶のことで、通常時はアクセサリーや、リストバンド等身に着ける物になっている、だがマカに魔力を流すと科学が使用者の魔力の質を感知して使用者の使いやすい武器の形に変化するが、扱いが大変難しく1年修行を積まねば魔力を流しても反応しない....詳しくはまた今度)
「これは、悠長なこと言ってる場合じゃねぇな」
「はっガキが!!マカ使い相手に勝てると思ってんのか?」
「ねぇあんた達怪我しても文句言わないでね...」
「舐めるのも、大概にしろよ!!くそガキ!」
まぁ、出来るだけ手加減をしなきゃ、周りに被害が出そうだ...
「消し飛べ!炎竜巻(ファイアーサイクロン)」
ボクが魔法を発動するとおよそ5m程の炎竜巻が出現した
「何!融合魔法!?コイツ唯のガキじゃねぇ!!皆逃げろ」
炎竜巻に包まれたヤツラが次々と倒れていく
「アンタもこうなりたい?」
ボクが余裕ありげに女を拘束していた男に話しかけると、怯えたように逃げて行った
「君、強いんやね、自分何処の中学なん?」
女が話かけてきたと思ったらいきなり失礼な事を言ってきた
「ボクはこの学校の生徒だ!!」
「え!?自分ホンマに高校生なん?」
「くそぅ!!腹立つことばっかり言いやがってこんな身長で悪かったな150cmで悪かったな!!」
なんなんだコイツは!人のコンプレックスとトラウマの塊を抉りやがって!!
「あははー...ごめんごめん、所で自分何でここに居るん?」
「それ言うならお前もだろ?」
「うちはちょっと、遅刻しただけや」
「ふーんちょっとねぇ、もうすぐ入学式終るけど...」
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