夢小説置き場
□嘘つき
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「俺も、お前に騙されるなんて
思いもしなかったよ
***はなぜエイプリルフールがある か、知っているか?」
「知らない。
理由とかあるの?」
「あぁ。
昔、計算機とかが無い時代に
商売人が年に一度、
計算を間違っていい日ってのを
つくったんだ。
それが世界中に広がったんだが、
話が少しずつ変わっていき、
嘘をついていい日になったというわけだ」
「クロロは物知りだねぇ」
「まぁ、嘘だけどな」
「クロロのバカ
「あっ。」と声をあげるとクロロは
何かを思いつき、怒っている***
の言葉をさえぎって口を開いた
「***、嫌いだ。
お前のことが大っ嫌いだ
死ぬほど嫌いだ
この世で一番嫌いだ」
クロロがそう言うと***は
さっきの怒りを忘れ、顔を紅くしていた
カチッと音がすると
時刻は12時を過ぎ、
4月2日になっていた