V盤夢 〜長編〜

□ヴィジュアル学園 第2話
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『じゃあ。そろそろ行こうかな。』


「塩ちゃん、もう行くの?お母さん寂しいんだけど(:_;)夏休みとかお盆とか帰って来てね。なんなら毎週帰って来ても『お父さんは?』」


「…お父さんはやっぱり帰って来れないって。今はニューヨーク支社に行ってるんだって。だから、お母さん1人でさみし『そうですか。』お母さん泣いちゃう(:_;)」


『バスの時間なんで。』


「気をつけてね。あと、これ。お守り。」


『安産って書いてあるんですけども。』


「あれ!?Σ(゚□゚;)」


『……ありがとう。行ってきます。』


 





『にしても、寮でか!!とりあえず、入寮届を出しに行かなきゃ。』




テクテク……




テクテク……



テクテクテクテク……



『広すぎ!!事務室ってどこ!?』


 
バタバタバタバタ


??「女の子の匂いがするーー(・∀・)」


ドン!!


私は誰かにタックルされた。


??「きゃわいい〜♪」


『…痛い』



??「マオ〜?どこいったー?」


マオ「しんぢ〜こっちだよ。」


しんぢ「ここにいたのかよ。」


マオ「それより!!ほら!!女の子だよ!!」


しんぢ「ほんとだ。マジだったんだ。」


『なんの話ですか?』


マオ「自己紹介します☆塩ちゃんのクラスの担任になりました。マオです♡先生なんてつけなくていいから【マオにゃん♡】って呼んでね。♡は絶対必要だから。」


しんぢ「しんぢです。副担になりました。数学教えてます。好きな物はラーメン。嫌いな物は甲殻類です。アレルギー入ってます。よろしく。」








『……本当に先生なんですか?』

 
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