図書館
□獄寺隼人
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「イタリアに留学していた転入生の獄寺隼人君だ」
イタリアっていうと、リボーンの故郷と一緒か・・・
ザワザワッ・・・
「ちょ・・・かっこよくな〜い?帰国子女よ!」
と周りの女子は騒いでいた。
はッ!京子ちゃんは?
ニコニコニコ
うわー心なしかニコニコに見えるーッ!!
(ツナの心の声)
ツナが獄寺に目線を戻した瞬間・・・
ギロッ
「な!なんだよ〜!?」
「獄寺くんの席はあそこの・・・獄寺くん?」
ガッ!!
「でっ!(何すんだよッ!目があっただけじゃないか)」
「お兄ちゃん!!大丈夫!?」
「うん」
授業中ツナは、獄寺からの視線でいつもよりも授業に集中出来なかった・・・
時間は過ぎ昼休み
「ちぇっ、何だよあの転入生は、あーゆーノリついていけないよな・・・」
「きっと、獄寺くんはお兄ちゃんと友達になりたかったんだよ!
友達になろうって言うのが恥ずかしかったんだよ♪」
「絶対ありえないからー!!!」
ドンッ
「おーいて、骨折しちまったかも」
んげ〜〜ッ3年の不良だー!!!
「おッ!沢田凛もいんじゃん!こんなヤツほっといて俺らと遊ぼうぜ!」
「イヤッ!止めてください(泣)」
「泣き顔もそそるね〜!!」
ツナは凛の腕を掴むと
「ごめんなさい!ごめんなさい!本っ当すみません!!」
逃げた・・・
ツナが逃げた先は中庭である。
「あっぶねーっ!下手したら半殺しになるところだったぜ・・・・・・
そういえば、凛は大丈夫だった?」
「うん、ありがとう♪」