姫君のかぶき町探索!

□第3章
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「…万事屋って何でも屋なの?」

「そうアル!お金さえ払ってくれたら殺し以外は何でもやるネ!」



 さて、猫の騒動があった後。

 とりあえず猫は持ってきていたカゴに入れ、公園に来ていた。

 そしてベンチに神楽、そよ、舞華が座り、その隣に銀時と新八が立っている。真選組は少し離れた所で周りを注意しながら護衛中だ。


「……万事屋って、幕府の問題にまで首突っ込むの?」

 舞華は先日あった定々が殺害された事件を思い出して問う。

 その時舞華は京都へ天皇との話し合いがあった為いなかったのだが、話だけは茂々とそよから聞いていた。

「いやー…それはだなぁ、ってかそん時は幕府って言うか吉原って言うか……。と、とにかく、好きで面倒事に首突っ込んでるわけじゃねェ」

「あら、そうなんだ?…それに……万事屋銀ちゃん?何かよく聞く名前よね〜。いろんなトコで」

 銀時が嫌な顔をした。

「だから、好きで首突っ込んでるわけじゃねぇっつーの」

「ハイハイ。……それにしても、よく真選組と仲良くしてるわねぇ」

「だから仲良くねェって」

 顔をしかめる銀時とクスクスと笑う舞華。

 その隣では興味深そうに神楽とそよが2人を見ていた。

 それに気づいた舞華と銀時は不思議そうな顔をした。








 
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