†短編書†

□朝の珈琲
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私は、昨日の仕事に疲れ、くたくたの頭を叩き起こすためにキッチンへ向かった。
現在朝の6:00。オリジナルブレンドコーヒーを一人でゆっくり飲むのが一番効果的なんだ。
だけど、今日はいつもと違った。突然後ろから声が掛けられた。

「いつもこの時間に来るよな。」

黒髪に漆黒の瞳。片手には意味のわからない古書を持っている人物。幻影旅団の団長。クロロ=ルシルフルだ。何故か今日は何時もの黒服と違い、ラフな格好をしている。

「クロロ...今日はユ○クロの長袖にジーパンなんだ....」

後から「安いなー」って付け足したら怒られた。
クロロは、値段じゃなくて着やすさなんだ。と、断言した。まぁ、正論ですね。

「そういえば沙知果とこうしてコーヒーを飲むのは初めてだな。」

コーヒーを美味しそうに啜りながら本に視線を落とす。

「そうだね。っていうか他の団員ってコーヒーなんて飲むの!?」

クロロはキョトンとした表情で私を見る。

「なにいってんだ?毎日シャルやフェイがコーヒー飲んでるじゃないか。」


クロロ....それはコーヒー牛乳。
特にフェイタンはコーヒーメインというより牛乳メインでしょ....

なんかクロロは何処か違うと思ってたけど....
なんなんだろ?と、疑問に思う今日この頃。

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