小説置き場

□伝えたい気持ち
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「おじゃましまーす」

そういいながら俺の家に来たコイツ。
今日は溜まっていた実況の続きを撮る為に俺の家に集まることになっていた。

胡椒は俺の家に来るなり、菓子が無いか探りにいった。まぁ、アイツの為に絶対買ってきてるんだけどな。
その間に俺は実況の準備をしている。これは実況を撮るときの決まりのようになっていた。

だけど、今日は違う。
今日は俺が胡椒に告白する為に呼んだ様なものなのだ。もちろん、アイツはそんなことは知らない。

(絶対、胡椒に告白するんだ・・・!!)

好きになった理由は一目惚れだった。
高校の入学式でアイツを見つけた瞬間に一目惚れしていた。それでアイツに話しかけたんだ。

(今考えると、我ながらすごいことしたなw)

そんな昔のことを思い出して笑う。
あれこれしている内にいつの間にか準備は終わっていた。
胡椒も片手にプリングルスを持って戻ってきた。

俺が実況を撮る為のボタンを押して、実況がスタートした。
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