短い夢

□出会った時から
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中庭の掃除をしていたら、
背後から愛しい人の声が聞こえた
「見つけた、名無しさんちゃん」
「沖田さんっ!!」
振り返ると沖田さんが
立っていた
「巡察終わられたんですね
お疲れ様です」
私は駆け寄っていつものように
こう言うそれが私の日課

沖田Side

ホント、可愛い…
僕に気がついたら
笑顔で駆け寄ってきた名無しさんちゃん
出会った頃からずっと好き
一目惚れかだったと思う
告白はまだ、
嫌われたくないなんて
僕らしくないかな?
でもそろそろ伝えたいな…
「名無しさんちゃん」
ゆっくりと声をかける
「何ですか?」
「話しがあるんだ少し良い?」

「はい良いですよ」
微笑みながら承諾してくれた
名無しさんちゃん
「僕ね…
名無しさんちゃんの事好きなんだ」

「えっ?」
「名無しさんちゃんと出会った時から ずっと、ね?」


沖田Side終了

突然の言葉に反応出来ない
好き?
沖田さんが私の事を?
信じられなかった
私の片思いだと思っていたから 私も言わないと
「あっ…あの!!
私も、沖田さんの事が
…好き、です」
恥ずかしい多分顔は真っ赤だ
「本当、に?」
「はい」
そう言った瞬間
嬉しそうに笑う彼
「ははっ嬉しいなぁ」
沖田さんに抱きしめられる

「わ、私も嬉しいですっ
沖田さんの事、
ずっと好きでしたから」
伝えれた私の思い
「これからは僕達恋仲だよね?」
「は、い」
「名無しさんちゃん、
誰よりも君の事が好きだよ」

「私もです、沖田さんの事
世界で一番大好きです」
伝えた私の思い
伝えれた彼の思い
繋がった私達の思い
こんなに嬉しい事はない。

end

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