黒バス夢Book

□こ(れ)だけは
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「笠松くん、私・・・笠松くんのことが好き」


高校でバスケ部のマネージャーになって、彼を見た時からずっと好きで。
私は笠松くんのこと見てきた。














「・・・・俺は、お前を好きになれない。」

すまない、と言って笠松くんは私から目をそらす。

途端に、頬を何かが伝う。


それが涙だと気づいたときには、もう止まることを知らない。


「じゃあ俺、行くから・・・」

笠松くんは、逃げるように私から背を向けて歩き出した。
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