マギの世界に転生するそうですよ?
□一話 異世界へ行くんですか?
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『今日のあなたの運勢は最高でしょう。とってもラッキーな1日になりそうな予感♪』
朝のニュース番組を見ている青年がいた。
年齢18歳で顔は整っている。この青年がこの小説の主人公だ。
名前は“海原快斗”だ。
「やったな!よし、そろそろ時間だし学校行くか!」
そう言って出て行った。
通学路を歩いていると彼はふと立ち止まった。
「まてよ、もしかして俺はこれからあの角を曲がったときに美少女とぶつかるかもしれない!」
イケメンだが少々性格がバカらしい。
「よーし!美少女とぶつかるぞ!」
ドン!
そして、彼は見事ぶつかった。
「ぐはっ!?」
トラックに…………………………………
「………いってててっ………」
快斗は目を覚まして、辺りを見回した。
(何なんですか、ここは一体よぉ、)
「ここは生と死の狭間だよ」
「はっ!?」
突如聞こえた声に驚き、快斗は飛び起きた。すると前に誰かいるのに気づいた。
「誰?」
「私は天使だよ」
「ってことは転生か!?」
「え?ま、まあそうだけど」
「っしゃあー!やったぜ!」
「…………君、顔はカッコいいけど、性格は残念だね」
「るせぇ!というか、転生するならマギの世界がいいんだけど」
「別にいいよ、じゃ、金属器をあげよっか?」
「おお!頼む!それと容姿はイケメンにしてくれ!あと身体能力は最強に」
「顔は今のままでも、まあいいか。分かった。じゃあ、いくよ!」
「おう。じゃあな」
「うん。バイバイ!」
そして、彼は飛び立った。