きまぐれな猫

□第二訓〜万事屋ってこんなに仕事ないもんなの?〜
1ページ/4ページ

「よしっと・・・」



「んな気合入れなくて大丈夫だって。」




隣で鼻をほじりながら言う銀髪、坂田銀時。



俺は今、やっと見つかった仕事先・・・ホントにいろいろあってやーっと見つかった仕事先、万事屋に足を踏み入れようとしている。



まぁ、社長?の銀さんがあんな適当なんだから、社員?も適当なんだろうな、と思う。



「あーもー早く入ろーぜェ。俺ァ早くジャンプ読みてェんだよォ。」




はぁ・・・



ジャンプですか・・・



仕事はないのか・・・?



今更ながら不安に思う。




「だーっっもーめんどくせェ、入るぞ。」




「はい」



つーか俺、


入るの少し待ってなんて一言も言ってないんだけど・・・


何か勘違いされてる。



ま、いーや。





ガラッ――――





念願の仕事、


職場


初めて見えた光景は―
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ