きまぐれな猫
□第二訓〜万事屋ってこんなに仕事ないもんなの?〜
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「よしっと・・・」
「んな気合入れなくて大丈夫だって。」
隣で鼻をほじりながら言う銀髪、坂田銀時。
俺は今、やっと見つかった仕事先・・・ホントにいろいろあってやーっと見つかった仕事先、万事屋に足を踏み入れようとしている。
まぁ、社長?の銀さんがあんな適当なんだから、社員?も適当なんだろうな、と思う。
「あーもー早く入ろーぜェ。俺ァ早くジャンプ読みてェんだよォ。」
はぁ・・・
ジャンプですか・・・
仕事はないのか・・・?
今更ながら不安に思う。
「だーっっもーめんどくせェ、入るぞ。」
「はい」
つーか俺、
入るの少し待ってなんて一言も言ってないんだけど・・・
何か勘違いされてる。
ま、いーや。
ガラッ――――
念願の仕事、
職場
初めて見えた光景は―