SHORT-STORY

□星が輝く頃
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「ただいま」






「お帰り、恭弥」








こんな、何気ない会話が



僕の大切な時間になったのは、三年前。








「疲れたでしょ?」




「全然」




「はいはい」







素直じゃないな、


そう言ってキミは笑ってくれる。






「うるさいよ」




「中学生の時から変わらないね、恭弥は」







「変わらないのは愛実でしょ」






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