稲妻11.

□年下の彼で5題
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「なまえ先輩!」

『ん?どうしたの?立向居くん』

「その…吹雪先輩となに話してたんですか?」

『へ?ああ。勉強教えてもらってたんだよ。世界大会終わったらなんだかんだで日常に戻るじゃない?だから、一応備えておかなきゃって』

「勉強…ですか…」

『うん。白恋中は雷門より少し進んでるみたいだから助かっちゃった』

「やっぱり、俺が年下だから…」

『へっ?』

「俺がなまえ先輩と同い年だったらな…」

『た、立向居くん?』

「あっその、す、すいません変なこと言って!忘れてください…!」

『う、うん』

「…でも、なまえ先輩」

『なあに?』

「その…お風呂上がりに吹雪先輩の部屋で二人きりって…その、どうかと思います」

『えっそうなの?』

「はい…俺が吹雪先輩だったら、ちょっとまずいですね」

『そうなんだあ…(やっぱりお部屋に押しかけるのは迷惑なのかなぁ)』

「そうですよ(理性、持ちませんよ…!)」

『じゃあ明日から控えようかなあ』

「はい!えっと…でも、そのかわり…」

『ん?』

「お、俺なら全然歓迎なんですけど…どうですか?」






1.俺、努力しますから
(へ?でも立向居くん一年生…)
(お、俺!先輩に教えられるくらいたくさん勉強しますから!)
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