捧げもの/いただきもの

□バカップルにご注意を!!
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「ふわあ…」

英語の時間に大きな欠伸をひとつ
だって、つまらない
日本人が英語を習う意味があるのか

「一朗太に会いたい…」

ぽつり、と口から出た言葉
私と一朗太は違うクラス
ああ、早く授業終わらないかな。喋りたいのに

半田「授業中に会いたい、とか言うな。こっちが恥ずかしくなる」

「だって大好きなんだもん!」

半田「…」

なんか、横の席の半田に若干、引かれた気がするけど気にしない

松野「みょうじが風丸のこと大好きなのは分かりきってるじゃないか。…なんか、もう、ご愁傷様??」

「えなに。ご愁傷様って。言っとくけど私は死んでないから。おい、手を合わすのやめんか」

マックスの頭を持っていた教科書で軽く叩いてちらり、と時計を確認

授業は残り4分。
ああもう!!一秒が長く感じてしまうのは気のせい??

「一郎太に抱きしめて欲しい」

半田「だからやめろって。あと、そのニヤけた顔もどうにかしてほしい」

一郎太に抱きしめられている時を想像する
一郎太は優しくてかっこ良くて、サッカーしてる時もかっこいいし。
一郎太の全てが好き!!!

松野「声に出てるから。本気でうざいよ」

「ありがとう」
松野「ごめん。意味が分からない」

キーンコーンカーン…

「!!」

チャイムが鳴り響いた
これで私を縛る呪縛は解き放たれた!今から行くわ!一郎太!←
ガラッ

風丸「みょうじ!」

「っ一郎太!」

教室の扉が開いて、一郎太が私の名前を呼ぶ

私はすぐに駆けよって抱きついた

「一郎太ーっ!会いたかったよー!!寂しかった!」

風丸「ああ、俺も。大好きだ、みょうじ」

「私も大好き!」

イチャイチャとし始める風丸とみょうじを見て、心が通いあった二人がいた





松野「ねえ、半田。バカップル撲滅運動を起こさない??」
半田「それ俺も思ってた」






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ザクロ様ありがとうございました!!風丸くんのデレぶりと半田たちの呆れ具合にときめきました(^o^)///←

これからもどうぞよろしくお願いします!(=^・ω・^=)

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