10/17の日記

20:30
墓穴
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ラクヨウ「お前野菜嫌いだよな?」

ロール「今更何言ってんだ?」

サッチ「その割には弟に料理作って、野菜嫌い直させたのに…」

ラクヨウ「ならついでにお前も食えよ!」

ロール「ふーん、俺は食わなくても平気だもんねー」

ラクヨウ「…だからいつまでも俺よりちびなんだよお前は」

ロール「んだとコラー! 良いだろ別に!弟の面倒見るのは兄貴の役目だろ!!」


…と、ロールが食堂中に響き渡る声で叫ぶ。
すると、サッチやラクヨウはそれを聞いてニヤリと笑った。


サッチ「んじゃ、ほら」

ロール「…………へ?」


サッチは用意していた野菜炒めをロールに差し出す。


ラクヨウ「兄貴がしっかり面倒見てやるから、安心しろ」

ロール「…………はっ」


自分で墓穴を掘った事に気づいた時には既に遅く、野菜炒めを食わされる羽目になるロールだった……。

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